「朝ご飯を食べる=健康的」は完全な印象操作 多くのアメリカ人が、「朝食は一日のなかで最も大切な食事」だと考えている。 しっかり朝食を食べることが健康な食生活への第一歩だ、と。朝食を食べないとお腹がすき過ぎて、そのあとは一日食べ過ぎてしまうといわれる。私たちはそれが正しいと思いこんでいるが、実はこれはアメリカだけでいわれていることだ。 フランスでは(スリムな人が多いことで有名だ)、朝はコーヒーだけを飲んで、朝食を食べない人も多い。 フランス語で朝食を意味する言葉“ささやかなランチ”は、朝食は軽いほうがいいということを示唆している。 1994年に〈ナショナル・ウェイト・コントロール・レジストリ(全米体重管理登録)〉が設立され、モニターとなった人たちは14キロの減量に成功し、その体重を1年間維持した。その参加者の大半(78%)は朝食を食べていた(※1)。 よって、この結果は、「朝食を食べるのは減
![「朝食は1日のなかで最も大切な食事」という常識は科学的にはウソである 1日の摂取カロリーが多くなる恐れ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f424167585ea8b016a704da7a5e6b5fa002a27f4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpresident.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fc%2F4%2F1200wm%2Fimg_c41d84c3c6cd23d336c7bff82e8d7b53997851.jpg)