大阪府の橋下徹知事は4日、「府民の感覚を冒涜(ぼうとく)するような校長がはびこる公立高校は抜本的な改革が必要だ」と、府立高の校長らへの批判を報道陣の前で展開した。ある新聞が実施したアンケートで、難関大学への進学に重きを置く専門学科を府立高10校につくる府教委の計画に、府立高の校長の7割が「反対」と答えたことに怒った。 橋下知事は「だめな公立はもうね、廃校」「(公立も私立も)甘えたところは淘汰(とうた)する、きちんとした形をとる」とも発言。公立高と私立高との競争の土台を整えるため、両者の授業料負担を同じにする制度の検討を、担当部署に指示したことを明らかにした。具体策として、私立高に子どもを通わせる家庭に公立高の授業料との差額を支給する「教育バウチャー制度」の導入に触れたが、「何百億かかるらしい。なかなか難しいところがある」とも話した。
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