先回、電気代がなぜ高いかを設備稼働率ということで整理をしてみた。 原発事故が起こった後の3月14日、東電の設備は6300万キロワットもあるのに、東電管内の国民が使った電気は、わずか2800万キロワットだった。 それでも東電は「計画停電」をすると言い張っていた。 その理由は「原発が事故を起こしたから」ということで、多くの国民は「仕方が無い」と思った。 ・・・ 3月14日の状態 電気設備 6300万キロワット やられた原発 200万キロワット(運転中のもの(203)) 差し引き 6100万キロワット(作る事ができた電気) 消費量 2800万キロワット ・・・ えっ!と驚く数字だ。 福島第一原発の発電量は全部で470万キロワットだが、事故当時、4号機から6号機までは定期点検中で、もともと動いていなかったから、3月14日に東電が「実質的に事故でやられた原発の発電量」はわずか