直訳すると「幸福」「健康」という意味の「well-being(ウェルビーイング)」。幸せで、肉体的にも精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることを言います。 ここでは、特にウェルビーイングと教育の関係に焦点を当てて解説します。
直訳すると「幸福」「健康」という意味の「well-being(ウェルビーイング)」。幸せで、肉体的にも精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることを言います。 ここでは、特にウェルビーイングと教育の関係に焦点を当てて解説します。
タブレット端末(以下、タブレット)を一人1台用いることにより、子どもたちが協働学習の成果の個人所有を通して自尊感情が育まれ、学習効果を高めることができるのではないか。ベネッセ教育総合研究所グローバル教育研究室ではこのような仮説を立て、公立小学校で実証研究を行った。 研究対象は、小学6年生理科の「人と環境」の単元で、まとめの場面にタブレットを用いた協働学習を実施。活用したのは、「XingBoard(クロッシングボード)」である。XingBoardは、4台のiPadを利用して、複数の人の意見やアイデアを付せんの形で簡単かつ自由に送り合うことができ、保存もできる。そのため、意見やアイデアの協働形成を効率的・効果的に行うことができる。
周知のように、平成24年8月の中央教育審議会「質的転換答申」以来、大学生の主体的学びを促す教育の方法としてアクティブ・ラーニングの導入が進んでいる。早期の意識転換が必要との問題意識のゆえか、我々ベネッセ教育総合研究所と日本高等教育開発協会が2013年に実施した全国の学科長対象の調査結果では、60.7%の学科が初年次教育の中で多様な主体的学習を促す教育を実施している事実が明らかとなった。 入学から1カ月がたつ現在、多くの大学でアクティブ・ラーニング型の授業が始まっていると思われる。アクティブ・ラーニングが重要なのは確かだ。しかし、ディスカッションやグループワーク、プレゼンテーション等のいきなりの経験が「あらゆる大学1年生の主体的な学習への転換に本当に有効なのか」については慎重に考えたい。この点について、特に「大学1年生の友人関係の特性」を視点として見ていく。
iPS細胞と言えば再生医療の未来に大きな期待を抱かせ、京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授にノーベル生理学・医学賞をもたらした研究で有名だが、その英語論文を読み解き、さらに一歩踏み込んだ研究をしている高校生たちがいる。老化した細胞からiPS細胞をつくりだす効率を改善するというテーマに取り組む吉本楓さんは、東京都港区にある広尾学園高校の医進・サイエンスコースの2年生だ(当時)。今年、卒業した彼女の先輩、森下彩華さんと丸山梨乃さんは「生物の寿命を決定する要因」を研究したが、森下さんは最初、ES細胞やiPS細胞からその秘密に迫った。一方、丸山梨乃さんはプラナリアという再生能力が高い生物を使ってその研究をした。 吉本さんらは夏休みに渡米し、自らの研究内容をカリフォルニア大学デービス校やスタンフォード大学でプレゼンテーションする機会も得た。普通の高校ではなかなかない体験だ。 広尾学園で活躍するのは
入試科目にもなる情報は「学習の基盤」 大学入試センター試験に代わって導入される「大学入学共通テスト」について、今の小学6年生が受験する2024年度(25年1月実施)から、新科目の「情報I」を出題することが、政府の方針として確認されました。 教育
大学が3タイプに分かれる? 「大学全入時代」と言われて久しくなっていますが、今年に入る前、大学関係者の間では「2018年問題」という言葉が危機感を持って語られていました。主な入学対象年齢である18歳の人口が、再び減少期に入るからです。 教育
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世界的な「文系の算数」の潮流をどう読むか 2018年の入試では、「受験日の新設」と「算数一科目入試」が目立ちました。来年もこの流れは続きそうです。背景にはどんなことがあるのか、森上教育研究所がお伝えします。 受験
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