うどんレシピには「ハレのうどん」と「ケのうどん」があると思っている。「普段着のうどん」「よそゆきのうどん」と言い換えてもいい。 家族や友人など人に出せるものがハレ、ちょっと人様には出せないけどササッと自分だけ食うのに適しているのがケである。 ハレとケの境目ははっきりしないが、 食材の数(調味料は別カウント)調理の手数使う調理器具の数使う食器の枚数などが多ければ多いほどハレに寄っていく。 これまでに書いてきた本カテゴリーの中では、おとうふうどんや柚子わさびうどんがケ、パッタイ風や広島つけ麺風がハレだと認識している。 ケの極北はかけうどんだろう。自宅での作り方で一番簡単なのは、 冷凍うどんをレンチンして丼にあけヒガシマルのうどんつゆ(粉末)とお湯を注ぐという2ステップ。洗い物も丼と箸だけ。 ヒガシマルのうどんつゆもテーブルマークの冷凍うどんも美味いんだけど、しかし、さすがにずっと食ってると飽き