ほんの少し前まで、何年間か「非正規図書館員の現場主任」なる仕事をやっていました。 ひらがなが「の」しかなくて何だかいかめしい感じもしますが(笑)、公共図書館の業務受託会社に雇われて現場で働いている数十人のスタッフの、管理とは名ばかりの「お世話」をする仕事です。 一応現場のトップなわけですが、私自身は「下働き」と思っていました。シフト作ったり、相談に乗ったり、会社と自治体の橋渡しをしたり。もちろん、並行して自分も窓口に立ちます。 ちなみに、私はそのために雇われたわけではなくて、元々その図書館で同僚たちと何年も一緒に働いていて、諸事情で抜擢されたんです。 さて非正規図書館員が多い今の公共図書館業界というのは、働き手の出入りがものすごく激しいんです。そして、その「出入り」の際には当然雇用する側は即戦力「図書館で働いた経験がある人」を採用したいわけです。 で、実際に経験がある人も入ってきます。 私
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