中日の本拠地ナゴヤドームが「ホームランテラス」の新設を計画していることが12日、分かった。球団関係者が「球団とナゴヤドームでの話し合いが本格的に始まった」と明かし、早ければ21年シーズンからの運用を目指している。利用率の高いコンサートなどに対応するため、右翼と左翼がせり出し、かつ取り外し可能なヤフオクドーム型が有力だ。 【写真】福岡ヤフオクドームのホームランテラス 今季中日は主催試合の観客動員が228万5333人で2年連続で伸ばした。テラス席はホームランの迫力はもちろん外野手のプレーを臨場感いっぱいに楽しめ、集客増の一手になる。 7年連続Bクラスに沈んだチームにも追い風になりそうだ。今季チーム打率2割6分3厘はリーグ1位ながら、本塁打90本はリーグ最下位。ナゴヤドームは両翼100メートル、中堅122メートル、フェンスの高さ4・8メートルと12球団最大級を誇り、本塁打が出にくいとされる。今季
兵庫県加西市北部の山あいにある宇仁(うに)小学校(同市田谷町)の3年生全10人が、風船に綿の種とメッセージを付けて飛ばしたところ、約40キロ離れたプロ野球オリックスのコーチ田口壮さん(49)=同県西宮市=の自宅の庭に行き着き、同校に返事が届いた。田口さんの現役時代を知らない子どもたちも、父親らから当時の活躍を聞くなどして大喜び。田口さんは、種に添えられていた栽培方法を参考に「チャレンジしてみようと思います」としている。(森 信弘) 【写真】風船に付けて飛ばした綿の種やメッセージ 同校は全校児童62人。環境学習の一環で毎年、3年生が綿を無農薬で化学肥料も使わずに栽培・収穫し、糸を紡いで布を織る体験を行っている。昨年も5月10日(コットンの日)に種をまき、9月下旬に収穫。11月下旬、地域住民らを招いた学校行事で、種や育て方を書いた紙を付けた風船350個を空に放った。 風船を拾った人との交流や環
J1初昇格を決めたV・ファーレン長崎は今季開幕直後、深刻な経営危機に陥っていた。存続の危機に直面していたクラブの立て直しに尽力した高田明社長(69)が、本紙の単独インタビューに応じた。あの甲高い声でおなじみ、通販大手「ジャパネットたかた」(長崎県佐世保市)の創業者。4勝1分け4敗の滑り出しだったチームは4月の就任後、19勝7分け6敗と飛躍した。就任からこれまでを振り返り、長崎愛と夢を語る。前編は「ジャパネット魂の改革」。 【画像】選手たちに胴上げされる高田明社長 ‐V・ファーレン長崎の代表取締役社長に就任して7カ月が経過した。 早かったですね。アッという間だった。 ‐ジャパネットの経営との違いをどう感じたか。 ジャパネットや、カメラ店ビジネスの世界にいたけど、経営自体は「サッカーだから難しい」とは思わなかったですよ。業態は違っても「何のためのビジネスか」「何を目指したビジネスか」で、ミッシ
昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」の脚本を担当し、ブームを巻き起こした劇作家・三谷幸喜氏(56)の新作ドラマがNHKで1年ぶりに制作されることが決定。正月時代劇として来年1月にNHK総合で放送されることが16日、分かった。同局が発表した。 「真田丸」の後、三谷氏の新作ドラマ脚本は今回が初。みなもと太郎氏(70)の大河歴史ギャグ漫画を原作にした「風雲児たち~蘭学革命篇~」で、今度の題材は前野良沢と杉田玄白による“蘭学事始”。片岡愛之助(45)新納慎也(42)山本耕史(40)草刈正雄(64)と「真田丸」を彩ったキャストが再集結。「笑いとサスペンスに満ちた新しい三谷流歴史ドラマが誕生します」と銘打っており、大きな話題を呼びそうだ。 「真田丸」は昨年10月にクランクアップ、12月に放送終了。その後、三谷氏は「エノケソ一代記」(11月27日~12月26日)「不信~彼女が嘘をつく理由」(3月7日~4
米国での市民権取得の手続きのため、16日に一時帰国した中日のダヤン・ビシエド外野手(28)が、交流戦明け初戦となる23日の巨人戦(東京ドーム)に合流できない可能性が、21日、高まった。森繁和監督(62)は「帰ってこないよ!!」とヤケ気味。右膝を痛めた平田良介内野手(29)も長期離脱することが判明。巻き返しどころか、緊急事態だ。 ナゴヤドームに衝撃が走った。交流戦後の2日間の休暇を終えて集まった竜ナインのなかにビシエドの姿はなかった。 森監督は「知らん。帰ってこないよ!!」。土井打撃コーチも「私は詳しいことは聞いていない。スタメンで出られないとしたら、残りのメンバーでがんばっていくしかない」と渋い表情だ。 キューバ出身で、現在は米マイアミに住居があるビシエドは、米国での市民権取得の手続きのため、16日に日本を離れた。西山球団代表は「手続きは一日で終わると聞いている。(23日の)リーグ戦
中日・大島洋平外野手(30)が21日、国内FA権の行使を示唆した。球団との2度目交渉も決裂したことを明かし、その場で、球団側に他球団と交渉する意思があることを伝えたという。 【写真】大島が初交渉 残留要請も「まだこれからです」 「誠意を感じていないわけではありませんが、他球団と話し合ってみたい気持ちが大きくなった。球団とケンカする気持ちもありません。でも…」と複雑な心境を明かした。
連載40周年を迎えた少女漫画「ガラスの仮面」の作者、美内すずえ氏(65)が17日、大阪市内でトークイベントを行った。1975年12月にスタートして以来、単行本49巻、累計5000万部超の人気作品について、美内氏はすでに20年前に最終回は完成させていることを明かすも「皆さん、ホントごめんなさいね」と笑顔でまだまだ連載続行を宣言。集まった女性ファンから安堵の拍手が起こる中、長期連載の数々の秘話も明かした。 【写真】「ガラスの仮面」ファンの鈴木砂羽がコスプレ披露 質問コーナーで司会者から「一番多い質問、お分かりですか」と聞かれると、美内氏は立ち上がり「実は最終回は20年前にできてるんです。ラストシーンの構図もセリフも全部書いてて、早く現実化したいんですけど」と明かした。ただ「だけどね、ちょっと置いとこう、他に行こうで、なかなかそこに行きつかなくて。(最終回を)あきらめたわけじゃないんですけど、
広島のエクトル・ルナ内野手(36)が13日、昨季まで在籍していた中日のマスコット、ドアラの襲撃を受けた。この日の中日戦が雨天中止となり、帰路につく際、マツダスタジアムの駐車場でばったり遭遇。再会を喜び近づいていったルナだったが、大きな両手で“のど輪”を食らった。 【写真】ヒップアタックで3連勝を祝う赤松&鈴木&丸 ルナは12日の同カードで初回に同点タイムリーを放ち、古巣相手の逆転勝利に貢献していた。今年1月の入団会見で「中日で長くプレーしたけど、今はカープの一員だから」と勝負に徹することを誓っていた助っ人砲は、かつての仲間の手荒い攻撃に苦笑いだった。
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