ついにラウンドロビン(総当たりの予選)最終戦を迎える、カーリング日本代表のロコ・ソラーレ。スイスは難敵だが、吉田夕梨花の世界一のセットアップ、好ショットを演出する鈴木夕湖の鬼スイープ、ヒットロールを連発しチャンスメイクする吉田知那美、そして勝利を手繰り寄せ日本に歓喜を届ける藤澤五月のラストロックがあればいいゲームができるだろう。日本中が応援している。 その一方で、4年に一度、必ず出てくるのが「あんなのスポーツじゃない」だの「簡単そうに見える」だと宣う、自信家や皮肉屋たちだ。 そんな話を平昌五輪代表チームを輩出したSC軽井沢クラブのヤマダ君と話していたら「そうですね。じゃあ竹田さん、カーリングがどんなに難しいかレポートしてみたらどうでしょう。汗をかいた後の軽井沢ビールはおいしいですよ。もぐもぐタイムは蕎麦でどうです」と提案された。 我ながら甚だ単純だが、気づけば軍手とニット帽を装着して軽井沢