「嫌い」の直感は、危険を回避する合図 不快の直感は、初めて会う人、初めての仕事など、自分としては、これまで経験した覚えのないことでも、なぜかわからないけれど感じるものです。 それは、似たような経験、似たような知識から、あるいは覚えてはいないけれど、潜在意識の中にある出来事、出会いから導き出されていることもあるでしょう。 「なんとなく違和感を覚える」「なんとなく危なそう」など、直感で感じる「嫌」な気持ちは、具体的に言語化しにくいときがあります。しかし、そうした直感も看過しないほうがよいと思います。 よく事故の起こる交差点など、ここがなぜ危ないのかを言葉にして理解する前に、「見た感じで」、なんとなく嫌な感じを覚えることがあります。 無意識のうちに、「こういうところは危なるそうだな」という見た目の印象を、我々は言語化せずに経験や記憶から呼び出しているのです。 嫌な予感がする人とは適度に距離をとる