グレイズ・アインという「死」(24話感想) アイン・ダルトンは瀕死の重症を負うも「阿頼耶識システム」の施術を受けることで、その一命を取り留めた。結果、彼はモビルスーツ・グレイズ・アインの生体パーツとなり、完全な阿頼耶識システムを使いこなした敵として鉄華団に立ちはだかる。 その反応速度は三日月を上回り――とラフタ・フランクランドは言い――相対した鉄華団のモビルスーツ3機は一瞬にして壊滅した。 圧倒的な戦闘力。鉄華団では誰も敵いそうにない相手。超えられない力。捻じ曲げられない運命線。覆せないエントロピー……このままじゃ絶対負けるし、全部隊全損させられる恐怖しかないし、でもでもこれ以上なにか奥の手なんか出せないんだよ。崖っぷちの消耗性なんだよもう全てのチップをかけ終わった後なんだよ、こんな状況で一体どうやって勝てると言うんだ? そういった考えがよぎる。 ……全ての可能性を試したわけでもないのに、
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