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ブックマーク / yaneuraou.yaneu.com (5)

  • 角換りは終わったのかについて1万文字程度で | やねうら王 公式サイト

    先月のゴールデンウィークに行われた第33回世界コンピュータ将棋選手権(WCSC33)で弊やねうら王チームが準優勝したあと(この準優勝は当に準優勝であって、ビールにおつまみで乾杯するという意味ではない)、角換りという戦型について以下のツイートをした。 角交換と言う戦型が終わった。 1886局面の指し手を覚えるだけで先手側は公開されてる水匠(探索局面数は1億までの任意)に対して評価値+300に出来ることが証明された。 大会で上位のソフトは+300から逆転は97%ぐらいありえないので(手数で引分はある)つまりは将棋AIの世界では角交換の後手は必敗。 — やねうら王 (@yaneuraou) May 8, 2023 この前者のツイートにはインプレッションが172万もあり、Yahooニュースや朝日新聞デジタルなど多くのメディアで取り上げられた。 AIで角換わりが終わった? 藤井聡太竜王「こちらの立

  • 機械学習エンジニアのための将棋AI開発入門その1 | やねうら王 公式サイト

    最近、機械学習を勉強している人が増えてきたので、簡単な機械学習ならわかるよといった人たち向けに将棋AIの開発、特に評価関数の設計について数学的な側面から書いていこうかと思います。線形代数と偏微分、連鎖律程度は知っているものとします。 3駒関係 3駒関係はBonanzaで初めて導入された、玉と任意の2駒との関係です。この線形和を評価関数の値として用います。評価関数とは、形勢を数値化して返す数学的な関数だと思ってください。 この3駒関係を俗にKPPと呼びます。King-Piece-Pieceの意味です。将棋の駒は40駒ありますので、{先手玉,後手玉}×残り39駒×残り38駒/2 通りの組み合わせがあります。この組み合わせは1482通りあります。Cをコンビネーション記号とすると、次のようになります。 $$ 2 \times {}_{39}C_{2}= 2 \times \frac{39 \tim

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    tanakaBox 2020/05/04
  • NNUE評価関数の学習方法について | やねうら王 公式サイト

    やねうら王でNNUE評価関数の学習をする方法について解説記事がなかったのでざっとまとめておきます。 教師局面の生成 gensfenコマンドを使います。KPPT型のときと同じなので割愛。 学習用の実行ファイルのビルド(MSYS2) OpenBlasという行列演算などが速くなるライブラリを有効にしてビルドします。(OpenBlasが有効でないと学習に倍以上時間がかかります。) MSYS2上でビルドするとき、pacmanでOpenBlasをインストールします。(32bit版のときは、OpenBlasを用いないので以下の操作は不要) 64bit版 $ pacman -S mingw-w64-x86_64-clang mingw-w64-x86_64-toolchain mingw-w64-x86_64-openblas あとはMakefileを使って、そのままビルドできるかと思います。 $ min

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    tanakaBox 2019/01/02
  • コンピュータ将棋プログラマが白旗を上げ始めたようです。 | やねうら王 公式サイト

    コンピュータ囲碁の世界では、長きに亘り良い評価関数を設計できずに苦心していました。評価関数というのは、人間で言うと大局観に当たる部分です。この部分をうまく設計するのが強い囲碁ソフトを作る上で必要不可欠なのですが、それは職人のような作業だと言われていました。 そのあとAlphaZeroが現れたことにより、評価関数は人間が設計したものより、ニューラルネットワーク(以下NNと記す)のほうがうまく表現できることが証明されました。このことは、コンピュータ囲碁プログラマの敗北であると同時に新たな時代の幕開けでした。 一方、コンピュータ将棋の世界は少し様相が異なりました。コンピュータ将棋では、2005年にBonanza6が取り入れた、王様とそれ以外の任意2駒といういわゆる三駒関係(KPP)を10年以上使ってきました。途中でNDF[2014]が手番を入れてKPPT(Tは手番ではなくTurnのT)型に進化し

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    tanakaBox 2019/01/02
  • やねうら王 公式サイト

    サイトのメインコンテンツ やねうら王 — 棋力的にトップ集団の将棋ソフトに比肩する将棋ソフト やねうら王オープンソースプロジェクト — やねうら王miniから最新のやねうら王までのソースコードと思考エンジン体 ふかうら王 — Deep Learningを採用した新しい時代の将棋ソフト たけわらべ — 利きだけを理解している新しい感覚の将棋ソフト Stockfish完全解析 — コンピューターチェスの強豪ソフトStockfishの完全解析 将棋電王戦  — 株式会社ドワンゴ主催の将棋電王戦。やねうら王は4年連続出場 コンピューター将棋全般 — コンピューター将棋全般の話題 プロコン — CODEVSなどプログラミングコンテストの話題 なお、この記事のここから下には新着記事が表示されています。

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    tanakaBox 2010/01/28
    期待
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