小田和正氏作詞・作曲の 『この道を行く』 を初披露! 理工学部2年 引土(ひきつち) 慎也 早稲田大学グリークラブ創立100周年の記念愛唱歌として、校友でもあるアーティストの小田和正氏に合唱曲の作詞・作曲を依頼し、快く引き受けていただいた。さらに、初披露となる今回の第55回定期演奏会では、ステージ上で指揮を振っていただき、それどころか、普段の練習にも早稲田まで足を運んでくださったのである。 初めて小田氏を前にして、この曲を学生の指揮により披露したときには、ほとんどの団員は、緊張のあまり、戸惑いながら声を出し、その気持ちが、そのまま演奏に反映されてしまった。 そんな歌を聴いた小田氏は、練習をいったん中止して、僕らのために突然ピアノを弾き始め、代表曲『言葉にできない』を歌ってくださった。その感動こそまさに「言葉にできない」瞬間であった。人を感動させる歌い方とはどういうものかを実感でき、観客の皆