ロシアのプーチン大統領は16日の米露首脳会談を前に米NBCテレビのインタビューに応じ、反体制派指導者、ナワリヌイ氏の毒殺未遂について「我々には誰かを暗殺するような習慣はない」と関与を改めて否定した。ロシアの関与が疑われている米政府機関などへのサイバー攻撃についても「茶番」と否定したが、米露関係については「予測可能性と安定性が最重要だ」として対話も訴えた。 【写真特集】治安部隊に連行される抗議集会の参加者 インタビューは11日に収録され、14日に放送された。露メディアによると、プーチン氏が米メディアのインタビューに応じたのは2018年以来。プーチン氏は収監中のナワリヌイ氏について「裁判で有罪となり、刑務所にいる市民の一人」と指摘。「他の受刑者より悪い扱いを受けることはない」と話す一方、釈放については「裁判所が決めることだ」と述べるにとどめた。「反体制派を恐れているか」との質問には「ばかげてい