時代の変化から逃げてはいけない “元受付嬢”が受付の自動化に取り組む理由:これからの人間の役割とは?(1/6 ページ) 11年間にわたり「受付嬢」として活躍した後、起業して、オフィスの受付業務を効率化するシステムを開発したディライテッドの橋本真里子さん。彼女は自分の仕事を機械に奪われるどころか、むしろ能動的に仕事の一部を機械に置き換え、自動化したのである――。 「人間と機械の競争」――世の中で騒がれるようになりすでに久しいですが、近年、テクノロジーの進化はますますその加速度を増しています。例えば、Googleの年次イベント「Google I/O」では、ユーザーの代わりにレストランの店員と電話でスムーズに会話し、予約を行う人工知能(AI)のデモに世界中が驚かされました。 こうまで進化すると、いよいよ、「AIが人間の仕事を代替する社会の到来」を数年先に起こり得る未来としてリアルに想像する人も増