世界経済は「大恐慌以来最悪の状況」…… 専門家の間で噂される「コロナバブル崩壊」そのXデーはいつなのか? 日経平均が2万円を下回ったことを示す株価ボード=東京都中央区で2020年(令和2年)3月9日午前9時35分、玉城達郎撮影 「価格回復が行き過ぎ、実体経済から乖離(かいり)している」。国際通貨基金(IMF)は6月25日公表の報告書で、日米の株価が大幅に割高で、実際の経済指標から推計される価格からの乖離が「過去最高水準だ」と警鐘を鳴らした。(コロナ株高の終わり) 世界の主要市場の株価は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)で3月に底値を付けて以降、急激に上昇。米株も日本株もパンデミック前だった年初の9割以上に戻している(図1)。 一方、実体経済の回復は鈍っている。米国ではコロナの感染再拡大でフロリダ州やテキサス州で飲食店の営業を一部で再び停止するなど、当初期待された7~9月期の「
![コロナ株高の終わり :世界経済は「大恐慌以来最悪の状況」…… 専門家の間で噂される「コロナバブル崩壊」そのXデーはいつなのか? | 週刊エコノミスト Online](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/46a38b1b2c656e193c46fbdaf248171da7be9039/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2020%2F08%2F06%2F20200806se100m020001000q%2F0c8.jpg%3F1)