バグが見つかるのもマルウェアに狙われるのもソフトウェアだけであり、ハードウェアは安全と考えられています。しかし、最近はそうでもなくなってきました。危険なハードウェア脆弱性を5つ紹介します。 ITセキュリティを、ハードウェアに関わるものとソフトウェアに関わるものの2つのカテゴリに分類するのが当たり前になっています。一般的に、ソフトウェアはバグやマルウェアなどの問題を抱え、それに対してハードウェアは比較的安全でクリーンと見なされることが多いようです。 この判断基準は、かなり長いこと通用していましたが、最近はそうでもなくなってきました。個々のハードウェアコンポーネントを管理する一部のファームウェアが次第に複雑になり、脆弱性やセキュリティホールが生じやすくなっています。何より厄介なのは、既存の脅威検知システムが往々にして役に立たないことです。 今回は、最近のPCで見つかった危険なハードウェア脆弱性