マイクロソフト、海底データセンターの開発プロジェクト「Project Natick」を明らかに。カリフォルニア沖約1キロの海底で実験 マイクロソフトは海底に設置するデータセンターの研究を行う「Project Natick」の存在を明らかにしました。 すでに昨年8月に最初の実験用格納容器のプロトタイプをカリフォルニア沖約1キロの海底に設置して実験を開始、11月に格納容器を水揚げしてレドモンド本社に持ち帰り、結果の分析をしているところだと報告されています。
マイクロソフトはチームのコラボレーションを促進する軽量なプロジェクト管理ツール「Office 365 Planner」のプレビュー版を公開したと発表しました。 Office 365 Plannerは、プロジェクトに相当する「プラン」を作成するごとに1枚の「ボード」画面が作成され、チームで共有されます。ボードには、「カード」の形で情報が貼り付けられます。 下記はOffice 365 Plannerを紹介したブログ記事「Introducing Office 365 Planner」から、マーケティングキャンペーンの画面です。マーケティング予算のグラフ、広告の画像など、さまざまなカードが貼り付けられています。 カードにはそれぞれドキュメントや画像が含まれており、カードにはその内容を分かりやすく示す画像が表示されます。カードはカテゴリごとに縦方向に整理されて表示されます。 またOffice 365
マイクロソフトはWindows 10やMicrosoft Edgeで使われているJavaScriptエンジン「Chakra」を、「ChakraCore」としてオープンソースで公開すると発表しました。 ChakraCoreはJavaScriptの仮想マシンとして作動し、さまざまなアプリケーションに内蔵可能。また、Node.jsのようなサーバサイドでも利用可能だと説明されています(実際にマイクロソフトはNode.jsにChakraを組み込んだプロジェクトを過去にGitHubで公開しています)。 ChakraとChakraCoreには、次のような共通点、相違点があると説明されています。 ChakraCore shares the same set of capabilities that are supported by Chakra in Microsoft Edge, with two ke
不揮発性メモリが主役になる次世代マシン「The Machine」、エミュレータをオープンソースで公開。米ヒューレット・パッカード・エンタープライズ 米ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は、従来のコンピュータのアーキテクチャを一新した次世代マシン「The Machine」を開発中です。2020年には製品としてリリースするとしています。 従来のコンピュータは、プロセッサ、メモリ、ストレージを基本的なコンポーネントとしています。コンピュータの心臓部としてプロセッサが必要なのは当然として、メモリとストレージが必要なのは、現在メモリとして使われているDRAMは電源が切れるとその内容を失ってしまうため、電源が切れてもデータやプログラムを保存できる記憶装置としてストレージが必要になるためです。 「The Machine」では高速かつ大容量の次世代不揮発性メモリによりメモリとストレージを
マイクロソフトはスペインのバルセロナで開催中のイベント「Convergence 2015 EMEA」で、パワーユーザー向けのモバイルアプリケーション開発ツール「PowerApps」を発表しました。今日からプレビュー公開が始まっています。 PowerAppsは、クラウドベースの開発ツール。パワーユーザーがスマートフォンやタブレットに対応した業務用のモバイルアプリケーションを、簡単に開発することを目的としています。 データソースとして、Office 365、Dynamics CRM、Salesforce.comやDropbox、Google Drive、OneDrive、Yammerなどのクラウドサービスだけでなく、オンプレミスのSQL ServerやOracle Database、SAPなどとも接続可能です。 「Excelの簡単なマクロなどを使いこなすパワーユーザーが、PowerAppsのキ
[速報]オープンソース版.NETがリリース候補版に到達。Windows、MacOS X、Linuxで同一の.NETアプリが実行可能に。Microsoft Connect(); 2015 マイクロソフトは11月18日(日本時間18日深夜)、オンラインイベント「Microsoft Connect (); 2015」を開催。オープンソース版の.NET CoreとASP.NETがリリース候補版に到達したことを発表しました。 マイクロソフトは1年前のConnectで.NET CoreとASP.NET 5のオープンソース化を発表すると同時に、WindowsだけでなくMacOS XとLinuxへの対応も発表。ASP.NET 5アプリケーションがそのままWindows、MacOS X、Linuxで実行可能になることを約束していました。 .NET CoreとASP.NETがリリース候補版に到達 マイクロソフ
RESTful APIの記述標準化を目指す「Open API Initiative」をマイクロソフト、Google、IBMらが立ち上げ。Swaggerをベースに 10年以上前、XMLの登場に続いてXMLベースのAPIを記述する標準フォーマット「WSDL」が提唱されました。 WSDLにはAPIの仕様がマシンリーダブルな形で記述されており、APIを呼び出すためのプロトコルやデータフォーマットをあらかじめ知ることができます。WSDLを利用することで、APIをコールするためのコードを自動生成することが可能でした。 しかしXMLベースのAPIは期待されたほど普及せず、現在ではよりシンプルなRESTful APIが事実上の標準となっています。 そしてRESTful APIのためのWSDLとも言うべき、RESTful APIのインターフェイスを記述するための標準フォーマットを推進する団体「Open AP
[速報]マイクロソフトとレッドハットが戦略的提携。両社の統合チームがAzure上のRed Hat社Linuxサポート、.NET Coreに対応など マイクロソフトとレッドハットは、ハイブリッドクラウドの開発運用の支援強化などを軸とした戦略的提携を発表しました。 大きなトピックの1つが、マイクロソフトとレッドハットによるハイブリッド環境に対する統合サポートの提供です。両社のサポートエンジニアがマイクロソフト本社であるレドモンドに集まって統合チームとしてサポートを提供します。 これでMicrosoft Azureは、WindowsとLinuxのどちらを用いたハイブリッドクラウドであっても、顧客に統一的なサポートを提供できる環境を実現したわけです。 また、Linux版の.NETとなる.NET CoreがRed Hat Linux Enterprise、Atomic Host、そしてレッドハットの
米HP、パブリッククラウドから撤退し、マネージドサービスと仮想プライベートクラウドへ注力。「HP Helion Public Cloud 」は来年1月で終了へ 「最適なパブリッククラウドの組み合わせを提供してほしいという要望に応えるため、われわれは戦略を変更する」。米HPのHP Cloudシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャのBill Hilf氏は、10月21日付のブログポスト「A new model to deliver public cloud」(パブリッククラウド提供の新しいモデル)で、これまで提供してきた同社のパブリッククラウドサービスを来年1月で終了することを明らかにしました。 米HPはOpenStackをクラウド基盤ソフトウェアとして採用し、プライベートクラウド向けにはパッケージソフトウェアとして「HP Helion OpenStack」を提供し、パブリッククラウドとし
OpenStack Mリリースの名称が「OpenStack Mitaka」(三鷹)に決定、紆余曲折の末。10月に東京開催のOpenStack Summitにちなみ OpenStackは半年ごとに新しいリリースが登場するサイクルで開発されています。現在の最新リリースは5月に公開された「K」で始まる「OpenStack Kilo」、秋に公開される次のリリースは「L」で始まる「OpenStack Liberty」となることが決まっています。 その次となる、来春に公開予定の「OpenStack Mリリース」の名称が、東京にちなんで「Mitaka」(三鷹)になったことを、OpenStack Foundationが発表しました。「OpenStack Mitaka」リリースと呼ばれることになります。 Happy to announce that the M release of #OpenStack w
[速報]マイクロソフト、Webアプリ用のリモートデバッガ「Vorlon」発表。Node.jsとSocket.io利用のオープンソースソフトウェア。Build 2015 マイクロソフトが米サンフランシスコで開催中のイベント「Build 2015」。2日目の基調講演で、Webアプリケーションをクロスプラットフォーム対応にするツール「ManifoldJS」に続き、Webアプリケーション用のリモートデバッガ「Vorlon」が発表されました。 VorlonもManifoldJSと同様にオープンソースとして開発されています。下記はVorlonのWebサイト。Node.jsとSocket.ioを用いていると説明されています。 ManifoldJSで開発するようなクロスプラットフォーム対応のWebアプリケーション開発では、Webブラウザが備えているようなデバッガが欠けている。それがVorlonの開発理由と
ChromeへのDartVM統合を断念、Dart開発チームが発表。今後はJavaScriptへのコンパイルにフォーカス 「DartVMをChromeに統合しないことにした」(We have decided not to integrate the Dart VM into Chrome. )。5月25日付けの「Dart News&Updates」ブログに投稿された「Dart for the Entire Web」の中で、Dartの共同創業者Lars Bak氏とKasper Lund氏はこのように記し、ChromeでJavaScriptと同じように使えることを目指したDartの目標を取り下げることを表明しました。 In order to do what's best for our users and the web, and not just Google Chrome, we will
Webデザイン用のオープンソースエディタ「Brackets 1.2」リリース。テキストのドラッグ&ドロップ対応、Windows高DPIサポートなど BracketsはHTMLやCSS、JavaScriptなどを用いてWebデザインを行うことにフォーカスしたエディタです。上記のファイル以外にも、Bash、C、C++、Clojure、CoffeScript、Dart、Groovy、Java、Markdown、SQL、VBScriptなど35種類以上のさまざまなプログラミング言語、マークアップ言語に対応します。 上記画面で分かるように、メニューなど基本的な部分はすべて日本語化されています。 エディタは2つのファイルを同時に参照でき、HTMLのタグを認識し、入力補助なども行ってくれます。Nodeを内蔵しプレビュー時に起動できるため、Webサーバを経由したWebデザインのプレビューを参照可能。基本的
GoogleがFlashからHTML5への自動変換技術を広告配信サーバで実戦投入。Publickeyの広告配信サーバでも提供開始 Publickeyでは、Webページに広告を配信するためのサーバとしてGoogleの「DFPスタンダード」という広告配信サーバを利用しています。先月からこの広告配信サーバに、FlashからHTML5への自動変換機能が追加されました。CNET Japanでも次のように報道されています。 グーグル、「Flash」広告をHTML5に自動変換 - CNET Japan バナー広告でアニメーションやインタラクティブな機能を実現するには、Flashを用いるのが一般的です。しかしFlashはスマートフォンなどのモバイル機器では対応しないものが増えてきています。それが、Googleが広告配信サーバにHTML5への自動変換技術を投入した理由です。Google+で、Google A
[速報]VMware、Dockerコンテナ並みのスピードで仮想マシンをプロビジョニング可能な「Instant Clone」機能を発表 米VMwareは、Dockerコンテナ並みのスピードで仮想マシンをプロビジョニング可能な機能「Instant Clone」をvSphere 6に搭載すると発表しました。 関連記事:[速報]VMware、vSphere 6を発表。長距離vMotion、マルチプロセッサVM用フォルトトレラント機能など これまで仮想マシンのプロビジョニングには、数分から数十分といった時間がかかるのが一般的でした。一方で最近注目されているDockerのようなコンテナ型の仮想化では、OSそのものをイメージに含める必要がなく軽量で、コンテナイメージの差分なども活用することにより、数秒といった単位で迅速にプロビジョニングが可能となっています。 VMwareは、vSphereにおける仮想マ
マイクロソフトは1月22日、Windows 10に搭載予定の新しいWebブラウザ「Project Spartan」の存在を明らかにし、その概要を説明しました。 Project Spartanは、Internet Explorerとは別のWebブラウザとして開発されおり、Internet Explorer用に開発されてきたレンダリングエンジンの「Trident」とは異なる、新しいレンダリングエンジン「Edge」を搭載する模様。Windows 10にはInternet Explorerのおそらく次期バージョンも搭載するようです。 追記(2015/1/27):次期Internet ExplorerをInternet Explorer 11と間違えていたため、表記を改めました。それに合わせてタイトルも修正しました。 Project Spartanと次期Internet Explorer、そして新レ
Sublime、Vim、Emacs、AtomなどにIntelliSense機能を追加する「OmniSharp」、マイクロソフトがデモ Sublime TextやVim、Emacsなど既存のテキストエディタに対して、マイクロソフトのVisual Studioが備えているIntelliSense機能を追加できるオープンソースソフトウェア「OmniSharp」のデモが、日本マイクロソフトが1月16日に開催したイベント「GoAzure」の基調講演で披露されました。 OmniSharpのデモを行ったのは、米マイクロソフト Principal Program ManagerのScott Hanselman氏。.NET CoreがオープンソースとなってMacOS XやLinuxに移植され、C#も使えるようになることを紹介した上で、「MacやLinuxでのソースコード修正は手間だ、IntelliSense
コンピュータエンジニアのコミュニティとして最も有名なWebサイトの1つ「Stack Overflow」は、今年に入って日本語版スタッフを募集するなど、日本語版開設の準備を進めていました。 その「日本語版Stack Overflow」のプライベートベータが本日、スタートしたことが明らかになりました。ただしプライベートベータのため、まだ招待メールを受け取らないと参加できません。 Stack Exchange日本担当のJoshua 'jmac' Macielさんに、メールでコメントをいただきました(ちなみにMacielの読みはご本人が「メシエル」と記述されていました)。 ──── 日本語版スタッフはJoshua Macielさんお一人なのでしょうか。日本にお住まいですか? Macielさん もちろん開発者の支援もいただいていますが、日本語がわかる社員は弊職だけです。日本に住み始めてから12年目に
米マイクロソフトのAzure Blogに投稿されたエントリ「Docker CLI for Windows Clients」では、開発中のWindows版のDockerクライアントのビルド可能なソースコードがGitHubで公開されたことを紹介しています。 ブログから一部を引用します。 Today, I am happy to announce that you can now use a Docker client directly from your Windows machine to manage containers running on Linux hosts. For more details on how to build and setup up a Docker CLI – Command Line Interface for Windows, reference:How
[速報]まるでクラウドで走るマクロ言語「AWS Lambda」発表。AWS re:Invent 2014 Amazon Web Servicesは、同社の年次イベント「AWS re:Invent」を米ラスベガスで開催しています。 2日目の基調講演で発表された「Amazon EC2 Container Service」に続く新機能が、まるでクラウド上でマクロを走らせるような「AWS Lambda」の発表です。インスタンスなど明示的にコードを実行する基盤を用意する必要がなく、クラウドの上でコードがそのまま走るため、シンプルで信頼性が高く、しかも容易に記述できるのが特徴です。 発表の内容をダイジェストで紹介します。 AWS Lambda発表 Amazon.com CTO Werner Vogels氏 アプリケーションの基本的要素(Primitives)とはなんだろうか? スプレッドシートの例で考
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く