グーグルはニューラル・ネットワークを利用したチャットボット「ミーナ(Meena)」を発表した。同社は、ミーナが他の既存のチャットボットよりも優れていると主張している。 ミーナは、ソーシャルメディア上の341ギガバイトもの膨大な会話データを使って訓練された。オープンAI(OpenAI)の言語モデル「GPT-2」が訓練に使ったデータの8.5倍に相当する。ミーナは、ほぼどんなことでも話すことができ、(悪い)冗談さえ考え出せるとグーグルは説明する。 幅広い話題を含む取り留めのない会話は難しく、ほとんどのチャットボットは会話についていけない。ある時点で多くのチャットボットは意味をなさない言葉を発したり、実世界についての基本的な知識が無いことをさらけ出したりする。このような間違いを犯さないチャットボットがあれば、人工知能(AI)はより人間らしく感じられるようになり、ビデオゲームの登場人物もより生き生き
『トップガン マーヴェリック』トム・クルーズ、飛行シーンの特別許可を得ていた ─ 俳優用の飛行訓練カリキュラムも自ら設計 (C) 2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved. 青春スカイアクション映画の名作、『トップガン』(1986)の続編『トップガン マーヴェリック』にて、主演のトム・クルーズによる空撮シーンのために、米軍から特別許可が得られていたことがわかった。米Entertainment Weeklyにて、ジョセフ・コシンスキー監督が語っている。 『トップガン マーヴェリック』では、CGではなく“本物”を使用しての撮影にこだわるため、俳優陣がF/A-18E/F「スーパーホーネット」に搭乗。実際に操縦を担当したのはアメリカ海軍のパイロットだったが、俳優の演技を克明に捉えるべく、戦闘機にはIMAXカメラが最大6台搭載さ
News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 梨の妖精として8年前に登場してから一躍、人気キャラクターとなった「ふなっしー」。最近はテレビで見る機会がめっきり減ったが、全国各地で行うイベントでは相変わらずの大人気ぶりだ。なぜテレビからイベントへ活動の場を移したのか。長きにわたり人気を維持する理由はどこにあるのか。そして、近い将来に考えている驚きの計画とは。ふなっしー本人がすべて語った。(聞き手/ダイヤモンド編集部 松本裕樹) 過激化するロケで 満身創痍に ──ふなっしーをテレビで見る機会が減りました。どのような理由からですか。 そもそもタレントとして活動する意思がなかったというのが一番の理由。芸能事務所からお誘いもありましたが全
東京の遊園地で90年を超える歴史を持つ「としまえん」が段階的に閉園し、跡地に東京都の公園や、小説や映画が世界的に人気の「ハリー・ポッター」のテーマパークを整備する交渉が進められていることが関係者への取材で分かりました。 東京 練馬区にある「としまえん」は、22ヘクタールの敷地にアトラクションやプール、スケートリンクなどを備えた首都圏有数の規模の遊園地で、現在は西武グループが運営しています。 この「としまえん」について、西武グループが、段階的な閉園を検討していることが関係者への取材で分かりました。 跡地の大半は東京都が買収して、災害時の避難場所にもなる大規模な公園を整備するほか、残りの土地には、アメリカの企業グループの「ワーナー・ブラザース」が、小説や映画が世界的に人気の「ハリー・ポッター」のテーマパークを建設する交渉が関係者の間で進められています。 交渉は、ことし春までに成立する可能性があ
日本食ブームが止まらない 「イギリス人はカツカレーに夢中!」 そんな情報が先日、英国のオンライン・ニュースで流れ、日本でも注目されたようだ。カツカレーを含めて、日本食人気はここ30年の間に、徐々にイギリス国内で定着してきた。 第一の波は、1992年にロンドンで創業したカジュアル店「Wagamama」の急速なチェーン展開だ。ポップですっきりとしたデザイン、おしゃれなストリートフード風のメニューが若い層に俄然アピールし、瞬く間に人気者に。 続いて1990年代後半に誕生したのが回転寿司の「YO! Sushi」。回転寿司をイギリスに初導入して全国展開したことで「ポップで近未来的な日本食」のイメージが広まることになった。 Wagamama以前の日本食と言えば、伝統色の強い独立店が、駐在員や日本文化好きをターゲットにしていた程度である。日本の文化を知らないイギリス全土のマス層に、日本食の輪郭が届き始め
【AFP=時事】(更新)ソマリア政府は2日、「アフリカの角(Horn of Africa)」と呼ばれるアフリカ北東部諸国にバッタの大群が襲来していることを受け、国家非常事態を宣言した。バッタの大発生をめぐっては、世界で最も貧しい国の一つである同国の食料供給を壊滅させている。 【写真】マダガスカル首都を覆う黒雲、イナゴの大群襲来 同国の農務省は、「ソマリアの脆弱(ぜいじゃく)な食料の安全保障情勢に重大な脅威をもたらすサバクトビバッタの大発生の現状から、国家非常事態を宣言した」と発表。 さらに「人々とその家畜の食料源が危険にさらされている」「サバクトビバッタの大群は異常なほど大規模で、膨大な量の穀物や飼料を食べ尽くしている」と付け加えた。 この地域では初めてとなるソマリアの非常事態宣言は、蝗害(こうがい)対策を国家的規模で取り組むことを目指すもの。 国連(UN)食糧農業機関(FAO)によると、
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