ブックマーク / blogmag.ascii.jp (18)

  • 遠藤諭の東京カレー日記: 中国企業による「単一乾電池」ひさびさの進化!

    大きくて重いのであまり使わなくなった「単一乾電池」。家には1個もないと思うのだが、ひさびさに進化していたので買ってきた。下の写真なのだがデザインもなかなかカッコいい。一見、ただの単一電池で、実際これは単一電池として使えるのだか、+のボッチのヨコに小さなスイッチがついている。 このスイッチを押すと、なんとボッチの反対側についているLEDが点灯してしまうのだった。「Lighting Battery」というベタな名前が付いているのだが、日ではケイ・コーポレイション(http://www.kc-styling.com/index.html)が、「でんちでライト」という商品名で販売している(お値段は399円)。1個のLEDだがさすが単一乾電池(てなことはないか)、結構、明るい。防災グッズとしてもアピールしていきたいということらしい。 専用ケースに入れて、こんなふうにスマートに使うこともできる(

  • MIAUが一般社団法人に - コデラノブログ 3

    今日これを書くとウソっぽいのだが、日MIAUは無限責任中間法人から一般社団法人へ、法人登記申請を行なった。場所がら、僕と津田さん、事務局長の谷分さんの3人で東京法務局杉並出張所まで行ったのだが、なにかこう、窓口で重々しい登記作業があるわけでもなく、提出書類を出すと「あ、なんかあったら8日までに連絡します。なにもなければこれで終わりって事で…。」といったゆるゆる感で社団法人になったわけであった。 名刺の作り直しとか、サイトのリニューアルとかもぼちぼちやっていきますんで、今後ともよろしくお願い申し上げます。

  • 人はどう“満足”するか - コデラノブログ 3

    アスキー総合研究所の調査によれば、「コンパクトデジタルカメラ ユーザー満足度調査」においてもっとも満足度が高かったのは、リコーだそうである。07年にも別の調査でリコーが満足度一位となっていて、それをベースにリコーの歴史を振り返りつつ、カメラに求められるものは何かを考察した記事を書いた。 今回の調査の回答者を見れば、リコーのシェア自体はそれほど高くないことがわかる。これから見て取れるのは、「マス」なニーズを捨てて、一部のユーザーが熱烈に要求しているポイントに特化した、ユニークな製品群であることがわかる。カメラメーカーとしてはソニーやPanasonicよりも全然老舗なのだが、敢えて王道を行かないというスタイルが、所有感を高揚させるとも言えるだろう。 全メーカーが全部同じような路線で走っていたら、結局違いは値段しかなくなってしまって、市場が硬直化する。“みんな”が同じであれば、新しい“みんな”は

  • 最初の就職は失敗するもの - コデラノブログ 3

    以前もこんな話をどこかで書いたような気がするが、まあいいや。毎年この時期には、ネット上で就職の話題が多い。すでにある程度は景気が後退しているのだが、今後はテレビ業界が大氷河期に突入することはほぼ確定なので、ますます厳しくなることだろう。 僕が就職なるものをしたのは、1984年。かれこれ25年も前だから、今の人にはあまり参考にはならないだろう。だが、昔はこんな感じだったというのを知るのも、話としてはおもしろいかもしれない。 大学生は3年生の夏あたりから就職活動をするのが今の相場だというが、25年前はまだそんな早い段階での就職活動というのはなかったように思う。だいたい4年生の夏ぐらいからみんな始めたのではなかったか。まあそのあたりは、よく知らない。 というのも僕は2年制の技術系専門学校卒なので、事情がだいぶ違う。専門学校というのは、普通は就職率が高い。というのも、今でいうブラック企業が大量に即

  • MIAU的08年の総括 - コデラノブログ 3

    我々MIAUが発足したのは、07年10月のことである。なんとまだ1年とちょっとした経っていないにもかかわらず、やることなすこと常に賛否両論、話題を提供し続けてきたという点では、希有な存在となったように思う。とにかく今年は、「インターネット」を巡って様々な思惑が錯綜し、それに翻弄されてきた1年だった。今回は08年にMIAUが取り組んで来た事例をピックアップして、今後の展望を考えてみたい。 昨年1月に行なったのが、「ダビング10について考える」シンポジウムである。ダビング10は今年の7月にスタートしたが、そのルールに落ち着いた経緯、そして運用が開始されたらどういうことが起きるのか、といった点を総括した。さらにパネルディスカッションではB-CAS運用の問題点を指摘、のちに熱く語られることになる廃止論の火蓋を切った。 B-CASに関しては、現在も総務省の「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する

  • YouTubeという「技術」は上手く使えないのか - コデラノブログ 3

    ロイター発のニュースなど複数のソースによれば、ワーナー・ミュージックとYouTubeとの交渉が決裂、数十万件の公式ビデオクリップを引き上げることになったそうである。どうも収益配分の金額が破格に低すぎたようだ。 元々YouTubeの収益性の低さは、Googleの中でも問題になっていたと聴いたことがある。そもそもただで盗みみられるよりはちっとはまし程度に収益があればいいという話ではなく、ちゃんとアーティストまで配分が測定できないぐらいまでに安い金額しか出てこなかったということだろう。権利者にとっては、元々積極的というよりは消極的理由で容認してきたYouTubeであるから、これを期に他のレコード会社の追従もあるかもしれない。 技術に罪があるわけではないが、P2PやYouTubeは、ビジネスとしてはなかなか上手く使えない技術のようだ。というより、広告による収益モデルとの組み合わせとして、その利用さ

  • 徹夜がデフォは変えられるか - コデラノブログ 3

    以前ITmediaのコラムだったと思うが、昔のポストプロダクション時代の話を書いたことがある。そのとき、出勤するたびに徹夜で睡眠は二日に一度だったと書いたら、はてなブックマークで「まあそれは大げさにしても~」と軽くいなされて、驚いたことがある。 今の人は、ちゃんとした会社業務を徹夜で行なうような職種があるということが、信じられないようだ。それはそれで、まあ平和なことである。 モノを作る、特に既製品ではなく、世の中に一つしかないことを求められる超カスタムメイドの「番組」を作るという仕事は、「デフォルトが徹夜」である。アイデアを形にするのに、ものすごく時間がかかるものなのだ。しかし制作に当てられる日数は、限られている。 放送日から逆算すれば、おのずと制作にかけられる日数が割り出される。押せばその後に控えている作業の誰かが死ぬだけで、オンエアー日は変えられない。 今はもの書きの現場に身を置いてい

  • Amazon中国が多数の海賊版を販売 - 中国リアルIT事情

    Amazon中国で、海賊版コンテンツも扱う「芝麻開門」ブランドや「アポロ(ソフィア)」ブランドのソフトウェアが大量に販売されている。 これら海賊版も扱うブランドは、Amazon中国だけでなく、中国全土の書店チェーン「新華書店」をはじめとした書店や、CDショップ、それに米系スーパーのウォルマートや、仏系スーパーのカルフールなどで普通に販売されている。これらブランドは”あからさまな外見の”海賊版よりは値段の高い、110元(約140円)、15元(約210円)均一で販売されている。 Amazon中国の芝麻開門 芝麻開門のゲーム 芝麻開門のアニメ 芝麻開門のmp3ファイル詰め合わせ Amazon中国のソフィア(アポロ)はこちら。 ソフィア(アポロ)のゲーム ソフィア(アポロ)のアニメ ソフィア(アポロ)の音楽詰め合わせ これらサイトは、Amazonから、『インターナショナルサイト 

  • NHKオンデマンド開始に思う - コデラノブログ 3

    NHKのオンデマンドサービスが、12月1日にスタートするそうである。 放送局自身が始めるオンデマンドは、新しいビジネスモデルとして総務省でも検討が進んできた。まず試策としてNHKからある程度強制的にスタートさせることで、民放へのテコ入れを図る。 ただ民放とNHKの両方で仕事してきた立場からすれば、NHKの今回の試みは、民放にはあまり参考にならないだろう。というのもまず、制作に関わる会社の数が全然違うため、権利処理の性質が違う。もう一つは、視聴者層が全然違うので、求められるコンテンツのタイプや質が違う。 ただのテレビ番組だろ、というくくりとして一緒くたにされてしまうのだが、実際には相違点が多すぎるのである。 民放で権利処理が簡単なのは、報道番組ぐらいだ。過去報道番組をネットに載せる取り組みは、結構早い時期から実験されてきたが、収益モデルが作れないで居た。それは、当に単にストリーミングとして

  • ライフラインとしての光ファイバー - コデラノブログ 3

    となりの家が売却されたとかいう話で、今週から解体工事が始まっている。そこそこの騒音などはある程度覚悟していたのだが、昨日はうちに来ているフレッツ光の光ファイバーのケーブルを誤って切断してしまったという。 よりによって光ファイバー、というのはまあ仕方がない。電柱の電線というのは、新しい線は下に張るというのが決まりのようで、一番最近引いた光ファイバーが一番下になるのである。 しかしそこはさすがにNTTで、電話連絡して1時間もしないうちにクレーン車両が到着、30分ほどで新しい線に張り替えていった。工事費の請求は当然うちには来るはずはないのだが、解体業者にも請求していないと思われる。 しかし今日また、例の解体業者が同じ線を切ったという。バカなの? ねえ、バカなの? それまでは室内でイーモバイル接続という状態で仕事をしなければならない。NTTは今度は損害賠償を請求するんじゃないかな。これでも無償修理

  • 文科省がネットいじめ対策マニュアル作成 - コデラノブログ 3

    今日夕方5時のNTV「NNN Newsリアルタイム」でも小特集になっていたが、11月12日の報道発表によれば、文科省がネットいじめに特化した対策マニュアルを教員向けに作成、配布するようである。 青少年と携帯電話にまつわる問題はいろいろあり、様々な試みが行なわれているところであるが、「ネットいじめ」だけに絞った対策というのは、比較的珍しいかもしれない。ただ、現場の先生からの声を聴くと、すでに学校裏サイトは縮小化の傾向にあり、腰を上げるのが遅すぎたという気がする。 いろんなところが、いろんな取り組みをするというのはいいことではある。ただちょっと気になるのは、この手のネットと青少年にまつわる問題を統括的に対応しようとしている総務省とはまったく関係なく、いったい誰にどういう監修のもとに作られたのか。この問題に取り組んでいる多くのネット・通信事業者が全くあずかり知らぬところから、突然出てきたという印

  • mixiに著作権騒動勃発 - コデラノブログ 3

    大手SNS mixiの利用規約が4月1日をもって改変されるが、mixi内では著作者人格権の扱いを巡って、大きな騒ぎとなっている。 問題の改変は、 第18条 日記等の情報の使用許諾等 1 サービスを利用してユーザーが日記等の情報を投稿する場合には、ユーザーは弊社に対して、当該日記等の情報を日の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾するものとします。 2 ユーザーは、弊社に対して著作者人格権を行使しないものとします。 第19条 免責事項 5 弊社は、次に掲げる場合には、当該日記等の情報の内容を閲覧したり、保存したり、第三者に開示すること(以下、項において「閲覧等」といいます)ができるものとします。弊社は、それによって生じたいかなる損害についても、一切責任を負いません。 (1) 弊社が日記等の情報を投稿した

  • がんばれ九十九電機 - コデラノブログ 3

    秋葉原に複数の店舗を構える九十九電機が、民事再生手続きの申し立てを行なったようである。店舗はまだ通常通り営業を続けているとのことだが、今の景気状況とPCのありようを見れば、自力での再建はなかなか難しいだろう。 九十九電機といえば、大型店の中でもパーツ販売は小さなショップと同水準の価格を維持しており、買い物には便利だった。ケース専門店など、これまでパーツ屋として一緒くたに扱っていたものをセグメント分けしたというのは、新しい試みだった。 また各種専門店も見所があった。映像のプロ用ショップで安定した人気を誇っていたし、ロボット専門店を出店したときは「まだ早いだろう」とは思ったものの、アンテナとしては正しい方向であった。 目端が利くのが売りだった九十九電機も、現在のアニオタ文化への転身は難しかったようだ。やはりPC/エレクトロニクス分野とオタク/同人分野は相容れないものなのだろうか。楽しむ側の人間

  • ダウンロード違法化はついに何かの引き金を引いた - コデラノブログ 3

    すでに多くのメディアが報道しているように、昨日の文化庁 私的録音録画小委員会にて、ダウンロード違法化という結論が出されたようである。 そもそもこの委員会自体、かなり恣意的な生い立ちを持っている。05年の法制問題小委員会では、補償金は廃止を含めて検討という結論が出たにも関わらず、その結論をなきものにするために登場した。その懸念はすでに06年の段階で、委員となった津田大介も僕も懸念していたことである。 そもそも名前からする通り、来ならば補償金の行く末を考える委員会であるのに、補償金に関することは何も決まらず、決めたことと言えばなんの実効性もないダウンロード違法化のみであるわけだから、結局この委員会は来の機能を果たすことなく終わるわけである。 そのダウンロード違法化だが、そもそもMIAUが立ち上がったのは、この提案に反対するためであった。先日1年目のエントリーを書いたばかりだが、当初の目的が

  • HD DVD報道について考える - コデラノブログ 3

    2月16日19時のNHKニュース、トップで取り上げられた東芝のHD DVD撤退報道について、今のうちに言っておこうと思う。 これを見た大半の人は、HD DVD敗北という印象を持っていると思うが、それはそれで正解である。ただこの報道の内容というか、立ち位置まで考察してみるとなかなか腹芸があって、味わい深い。 実はこの原稿、決定事項は何一つ述べていないのである。つまり、「HD DVD事業から撤退することで最終調整に入った」という事実がそこにあるだけだ。平たく言えば、「これから最後の相談に入ります」という観測的事実を述べているに過ぎない。 これに対して東芝側が、「決定した事実は何もない」とコメントを出すのも至極当たり前の話で、こちらも報道の事実をひっくり返すようなことは一言も言っていないのである。 これを腹芸と呼ばずになんと言おう。 おそらくHD DVD事業を展開している東芝デジタルネットワーク

  • 人類共有の財産を - コデラノブログ 3

    定価付けて売るってか。しかもHD DVDって。 いやNHKのかぐや映像の話なんだけど。 日国民の税金で打ち上げた探査船に、日国民の受信料で備え付けたハイビジョンカメラの映像を、セルメディアとしては負け組決定のメディアに入れて売ると。 お金ってコワいねー。正常な判断狂わせるよねー。 この記事へのトラックバックURL http://blogmag.ascii.jp/admin/mt-tb.cgi/1005 トラックバック一覧 【コレは酷い】人類共有の財産を独占販売する狂気 [ にっき (n-yoshi@lares) ] 「コデラノブログ 3」でも指摘されておりますが、全く酷いハナシです。sb IT!from 「月探査機「かぐや」が撮影した月と地球のHD映像がHD DVD化......

  • それは本当にパラダイムシフトか - コデラノブログ 3

    ちょっと夏日が続いたものだから、調子に乗って風情を出そうと蚊取り線香などを焚いたところ、喉を痛めてしまった。そこから体調を崩して寝込む始末。最近更新してなかったのはそう言うわけなのだった。 さて、先週末から「ニコニコ大会議」ライブ配信で、人を前に中傷と受け取れる書き込みが行なわれたことの是非に対する議論が続いているようだ。この問題に関しては、当は僕はもっと早くから言及しておかなければならなかった。 このようなインタラクティブな試みは、5月1日に行なわれたMIAUの「青少年ネット規制法案を考える」シンポジウムで行なった事がある。ブログでもちょっとそのことを書いているし、ニコニコ動画やYouTubeでは、楠さんの講演や質疑応答の部分で、少し雰囲気がわかるかもしれない。 このような手法は、ライブとネットを接続するという点で古くから実績がある。平澤進のインタラクティブ・ライブがその先駆と言える

  • 秋葉原通り魔事件、中国メディアも速報 - 中国リアルIT事情

    中国のWEBメディアも速報で秋葉原通り魔事件を報道。素早い。(ソース) 写真はたとえばこのニュースなど豊富ではないが、そのうちたまたまいた、中国人観光客や在日中国人バイヤーの撮影したアキバの事件現場が、中国のYoukuやら、ブログやらに出るんではなかろうか。 大手ポータルサイトのひとつ網易(NetEase)はトップページのニュース写真枠で掲載。 早速読者の感想掲示板にいろいろでてる様子。訳せる方は訳してみてはいかがか。とりあえず「ざまーみろ」的な論調でなく、地震の救援の恩がまだ影響している様子。 ・網易ニュース感想掲示板 ・QQニュース感想掲示板

  • 1