(東洋経済オンライン) 自己決定の尊重という大原則が医療現場を、そして患者本人をも縛っている。人間の死と日々向き合う医師がただす大いなる矛盾と、逡巡の先に到達した着地点。『医師の一分』を書いた里見清一氏に聞く。──20年前はタブーだったがんの告知。今はもう当たり前ですね。1990年、横浜の病院勤務時に、「さすがに言わなきゃいけねえよな」と部長が肺がん患者に告知しました。当時その病院で告知したのは僕らだけ。全員に言うか言わないかどっちかなら、全員に言おうと。同じ抗がん剤打ってれば、告知してない患者にもいずれはバレる。一点の風穴が開くと、告知は一気に広まった。それが2000年くらい。今では面と向かって「あと3カ月です」と言う医者もいる。極めて厳しい膵臓(すいぞう)がんなど、昔はどう話そうか悩んだものだけど、今はあまり悩まなくなった。医者のパターナリズム(父親的温情主義)が否定され、“患者のため
ニュースサイト編集長「ツイッターはまる奴はバカ」 2010年8月7日(土)10:00 「PJニュース」の編集長・小田光康氏が、「『ツイッター』にはまるのはバカで暇人」というコラムを発表し、話題となっている。 「PJ(「パブリックジャーナリスト」の略)ニュース」は、市民記者ならびにフリーライターが記事を提供するニュースサイト。その編集長を務める小田氏は、7月16日付けのコラムで 「『ミクシィ』が世の中を席巻したと思いきや、いまは誰もが『ツイッター』に夢中になっている。1日に何十回、何百回もつぶやいているなど、バカで暇人そのものだ」 と、ツイッター礼賛の風潮を冷笑。さらに 「追従しないと時代に取り残されると、不安を煽るだけで中身のない書籍を粗製濫造する『ITジャーナリスト』などが幅をきかす困った世の中」 「自民党の谷垣総裁はいみじくもなにをつぶやいたらいいのか、とつぶやいたそうだが、政治家によ
東京五輪招致団に“30万円スーツ”支給 これでは世論の支持も上がるまい 2009年9月15日(火)08:40 2016年夏季オリンピックの開催地決定が秒読みの段階に入った。 10月2日にデンマーク・コペンハーゲンで行われる国際オリンピック委員会(IOC)の総会で結論が出る。 最後のアピールチャンスが総会の直前に行われる最終プレゼンテーションだ。時間は一都市45分。立候補している東京、シカゴ、リオデジャネイロ、マドリード4都市の招致関係者が、国家元首や自国が生んだスポーツ界の大物を登場させるなどして得票を求める。 その東京招致関係者のプレゼン用衣装の値段が先週発売された週刊文春によって明かされた。 記事によれば、デザインには招致委員会会長である石原慎太郎都知事お気に入りのデザイナーを起用。スーツの生地は糸から織った特製で日本の伝統と文化を表す「紫木蓮」と「深川鼠」の色合いを生かしたも
麻生太郎首相、単独インタビュー G20内の分裂を浮き彫りに――フィナンシャル・タイムズ 2009年4月1日(水)21:15 FTが選ぶ「世界の針路を決める50人」 オバマ米大統領のFT単独インタビュー G20団結呼びかけ (フィナンシャル・タイムズ 2009年3月31日初出 翻訳gooニュース) (訳注・フィナンシャル・タイムズは3月30日、麻生太郎首相を単独インタビューしました。以下はその一問一答全文です。以下の麻生首相発言は、FTの英語記事からgooニュースが翻訳したもので、必ずしも麻生首相本人が使った日本語表現ではありません) フィナンシャル・タイムズ(以下、FT):G20サミットにおける首相の重要課題は何ですか? 麻生首相(以下、麻生):景気後退の中にあって、世界193カ国が創出するGDPの80%はG20諸国が作り出しているものです。世界GDPの80%を
女性看護師4人を土下座1時間、言いがかり患者逮捕 2009年3月9日(月)22:32 新潟県警新潟西署は9日、新潟市西区関屋堀割町、無職金田英俊容疑者(42)を威力業務妨害と暴行の疑いで逮捕した。 発表によると、金田容疑者は1月29日午前1時頃、当時入院していた同区内の病院の廊下で、女性看護師4人を約1時間にわたって土下座させるなどして病院の業務を妨害したうえ、仲裁に入った男性医師(26)の顔を殴った疑い。 金田容疑者は1月28日に内科系の病気で入院。同日深夜にナースコールで女性看護師を病室に呼んだ際、「来るのが遅い。顔を見て笑った」などと言いがかりをつけた。さらに、病院から出て行こうとしたため、看護師4人が引き留めたところ、「なぜ、言うことを聞かなければならないんだ。謝れ」などと言い、ナースステーション前の廊下で4人を土下座させたという。 病院側は事件後、県警に相談し、金田容疑者は間もな
<知りたい!>なぜか今、バンド再結成 ユニコーン、バービー…CD不振、ライブに活路 2009年2月9日(月)18:00 80〜90年代の「バンドブーム」をにぎわした人気バンドの再結成が相次いでいる。当時のファンもメンバーも、今や40代前後。低迷するCD売り上げの救世主は、またも流行の「アラフォー」なのか。【鈴木梢】 ♪欧米から波及 今年の年明け、日本の音楽界を驚かせたのは、現在ソロで活動する奥田民生さん(43)がかつてボーカルを務めたバンド「ユニコーン」(87〜93年)の再結成だった。ユニコーンは「大迷惑」「すばらしい日々」などのヒット曲で知られ、昨年活動を再開した「ジュン・スカイ・ウォーカーズ」(88〜97年)らと共にバンドブームの中心的な役割を果たした。今年に入り、男女2人ボーカルで一時代を築いた「バービーボーイズ」(84〜92年)も復活を宣言した。 実はこの動き、欧米発で日本にも波及
ああ、ここも売り切れか。1月も終わりに差し掛かっているのに、今冬はついに手に入れられない可能性も出てきたぞ。あまりの人気でどこの店舗も品切れ、なかなか購入できない状態が続いているというユニクロのヒートテック。おや、ひょっとするとアナタも「ヒートテック難民」でしょうか。しかしこれほどのヒット商品だけに、購入者には普段あまりユニクロを利用しない人も多い気がするのですが。ところでみなさん「ユニバレ」って気にしたことありますか? 「ユニバレ」とは、ユニクロを着ていることがバレてしまうことを指す略語。ユニクロのフリースが800万枚の大ヒットを記録した2000年以降、ちらほら見られるようになった現象「ユニ被り」をきっかけに、ユニクロ製品を着ていることがバレるのを恐れて、目立ちにくいインナーやブランドが匿名的なジーンズのみを愛用するという人が増えているのだとか。ファッション、女性誌、トレンドをウォッチす
やってしまいがちな危険行為と、その根底にあるもの 2008年12月19日(金)11:30 (これまでの 松浦晋也の「モビリティ・ビジョン」はこちら) 今回は、路上でついやってしまいがちな自転車の危険行為を列挙することにする。 自転車に乗っていると、「それぐらい大したことない」と思って、ついつい交通違反をやってしまいがちなのだが、実は自転車には自動車やバイクのような反則金制度が存在しない。反則金制度は軽微な法律違反に対して、反則金の納付という行政手続きによって刑事手続きを代行するという制度だ。本来ならば、公訴されて裁判で刑事罰が決定するところを反則金納付で終わらせるわけである。 反則金制度が存在しないということは、自転車の交通違反で検挙された場合、いわゆる“青キップ”ではなく、いきなり“赤キップ”を切られるということ。つまり、反則金を払えばそれでおしまいではなく、刑事手続きに進む。ここで有罪
マスコミも2ちゃんねる化している? 「テラ豚丼」やケンタッキー炎上騒ぎに異論続出 2007年12月10日(月)12:00 「テラ豚丼」やケンタッキー、INFOBAR2の製造現場に関わる投稿や日記を巡り、2ちゃんねる・ニコニコ動画・mixi日記などで「炎上」(批判的なコメントが集中すること)が起こりました。新聞社を始めとするマスコミもこの騒ぎを報道、今も一部で炎上は続いています。ニュース畑では、この一連の炎上とマスコミの報道について疑問を持つ方からの投稿があり、様々な意見が寄せられています。ネットの規制について法的な整備が検討されている現在、この問題をどう考えるべきか。意見の一部をご紹介します(ニュース畑)。 ・2ちゃんねる化するマスコミ、息が詰まる社会に誰がしたより (リンクをクリックすると内容を全て読むことができます) 多くの意見が寄せられるきっかけとなった投稿は、ネットでの
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