昨年Perfumeが話題になり始めたとき、その「ロボ声」についてプロデューサーの中田ヤスタカがテレビか雑誌で言っていた。「みんな楽器にはふつうにエフェクトかけるのに、なんで声を加工するとぐだぐだ言うわけ?」(言葉通りではないが、こんな感じのニュアンスで)。その一方で、Perfumeの「ポリリズム」は初音ミクver.も出てて、これだとそもそもメカっぽくしたいのか逆に生っぽくしたいのかよくわからん(むちゃくちゃ笑いました>Aさん)。というか、あれただのオンチに聞こえるぞ。 かくしてサイボーグへの憧憬と人間への郷愁はかくも複雑に絡み合っているわけだが、実は海の向こうのヒップホップ界でも昨年は「ロボ声」がちょっとした当たり年だった。T・ペインのシングルがビルボード・チャートで1位になってるし、ダフト・パンクをサンプリングしたカニエ・ウェストの「ストロンガー」も大ヒットした。T・ペインの曲がこれ↓