5月27日、全米各地の学区で、生徒の負担軽減を目的に、週末や休暇中の宿題廃止が検討されている。写真はニューヨーク州ハンプトンベイズの自宅で宿題をする少女。2008年12月撮影(2011年 ロイター/Shannon Stapleton) [モントクレア(米ニュージャージー州) 27日 ロイター] 全米各地の学区で、生徒の負担軽減を目的に、週末や休暇中の宿題廃止が検討されている。放課後も子どもが多くの時間を勉強に費やしているとの苦情が親から寄せられているほか、教師からも試験準備としての勉強が「学び」の機会を奪っていると懸念する声も聞かれている。 ニュージャージー州のギャロウェイタウンシップ学区は今週、週末と休暇中の宿題廃止を提案。カリフォルニア州プレザントンユニファイド学区も、宿題について抜本的な改革案を提示した。両学区の教育委員会はこれらの提案について、今夏にも一段と掘り下げた検討を行う予定