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2012年11月3日のブックマーク (3件)

  • 第290回 アニメ『てーきゅう』の作り方(4) | WEBアニメスタイル

    アニメ『てーきゅう』のコンテは基原作に準じてます! それ以外、特に秘密はありません! 作の場合、例えば「この作品ならではの個性的なショット」などをムリに作らずとも「制限時間90秒(オープニングが30秒なので編尺はこんだけ)」によって自動的に個性的なアニメになります。何しろギュウギュウに内容詰まってますから。なので、 原作1話あたり55〜60コマある漫画を 30数カットのフィルムに組み替える際に使う知恵 こそが真っ先に求められるコンテ作業になります。30数カットというのも制作会社からの要請ですが、普通の30分番組でも当然同様の制約はあるものです。つまりこの作品はそれらの条件などが際立ってるからこそ、 ありとあらゆる「制約」こそが最大の敵であり味方でもあるのです!! その上で心がけてるのは、カット切り替えが速いぶん、なるべく単調にならないように、各話必ず1回はちょっと変なカットを作ろうと

    第290回 アニメ『てーきゅう』の作り方(4) | WEBアニメスタイル
  • 第288回 アニメ『てーきゅう』の作り方(2) | WEBアニメスタイル

    今回はアニメスタイルらしく「作画の話」です。今作『てーきゅう』における動画枚数を抑えたアニメート——いわゆる「リミテッド・アニメ」について。どうでしょう、もしかして「手抜きアニメ」に見えますか? この場でハッキリ言いますが、『てーきゅう』でやってる「リミテッド・アニメ」は決して手抜きではありません。なぜなら動画1枚1枚は非常に丹念にそして丁寧に描いているからです! 例えば制作費何億円の大作アニメーションでも、何も考えず適当に描いた原画を演出が右から左へ適当に流したあげく、作監が目だけ修正入れて一気に大量海外動仕(動画から仕上げ)に撒いたような作品は、動画枚数何十万枚使っててもおれは手抜きだと思います。その点こちらは、原作のコマの流れをアニメのカット割りに置き換えるコンテ・演出と、少ない動画枚数を最大限効果的に見せるための原画と原画のポージングの変化からそれの清書(動画)まで、今現在の自分ら

    第288回 アニメ『てーきゅう』の作り方(2) | WEBアニメスタイル
    taninsw
    taninsw 2012/11/03
    すばらしい
  • 第287回 アニメ『てーきゅう』の作り方(1) | WEBアニメスタイル

    仕事というのは半分以上が縁で決まる! というのがいつもの実感です。なんとなく「最近尺の短いシリーズって増えてない?」とかよく周りの人と話してた時に来たのがまさに『てーきゅう』です。しかも(制作会社の)MAPPAさんからは最初別の企画の話をいただいてて、そちらが中止になって急きょやる事になったという……。で、前回(第286回)の「え? 2分?」に繋がります。その際、会社側から出されたオーダーが できる限り少人数のスタッフで! でした。与えられたオーダーはなるべく受け入れるというのが自分の主義なので、今回キャラも描きました。実際は『迷いオーバーラン!』の時はデブを描いたし、『ベン・トー』も一部自分でキャラを描いたりしたので、キャラ自体描くのは初めてではないんですが「キャラクターデザイン」とクレジットされたのは今回が初めて。とはいうものの原作の作画をなさってるPiyo先生の画がとても可愛くて

    第287回 アニメ『てーきゅう』の作り方(1) | WEBアニメスタイル