タグ

ブックマーク / animestyle.jp (6)

  • 第297回 アニメ『てーきゅう』の作り方(9) | WEBアニメスタイル

    この間、『てーきゅう』最終話、無事納品しました! 作画・美術・仕上げ・撮影・制作その他スタッフの皆様、そしてキャストの皆様、当にお疲れさまでした!! と言っても個人的には今回のアニメ『てーきゅう』は作り方がやや特殊なので、いつもとは違った達成感に満ちてます。それはやっぱり単純に言うと、 作画と演出を同時にやる! 作り方に起因するんでしょう。これ言うと「別に演出・作監1人なんてよくあるじゃん」と返ってきそうですが、たしかに演出と作監を兼ねる人はいるし、自分も以前はやってました。ただ大概の演出・作監はアニメーターの方がメインで「腕の立つアニメーターが演出を兼ねる」意識なんで、枚数多く使って「凄えうごく作画アニメ」になるんです。ところがご存知のとおり『てーきゅう』はあんな感じの仕上がり。つまり とか考えて描くんです。ね? 「作画と演出を同時にやる!」な感じでしょ? で、また次週へ〜。 ●『てー

    第297回 アニメ『てーきゅう』の作り方(9) | WEBアニメスタイル
  • 第292回 アニメ『てーきゅう』の作り方(6) | WEBアニメスタイル

    予告どおり『てーきゅう』オープニングのコンテの話!

    第292回 アニメ『てーきゅう』の作り方(6) | WEBアニメスタイル
  • 第291回 アニメ『てーきゅう』の作り方(5) | WEBアニメスタイル

    前回のつづき (『てーきゅう』の編)尺が短いなら、多少原作のネタを削ってでも「間」を作るべきだったのでは? とかまわりからちらほら感想を言われました。「速ええよ!」とか「お前のトーク聞いてるみたいだ」とか電話やらメールやらでほどほどに容赦なく。自分自身では普段そんなに早口でしゃべってるつもりはないので、おそらく絶え間なく一方的にしゃべり続ける様を揶揄していわれるんでしょう。実際自覚があるのは、相手に話題を振っておきながら、その答えを聞かずに話し続け、さらに話題がポンポン飛ぶ事。つまりアニメ『てーきゅう』のテンポ感が監督自身のパーソナリティ的なトコからきてるとすれば、それはそれでネタとして面白いんでしょうが、そんな理由ではありません、あのテンポは。 ま、「ギャグのネタはオリジナルを変えるべきではない」って話はちょっと前(第287回)で話しましたので割愛しますが、今回は 「間」が必要か? っ

    第291回 アニメ『てーきゅう』の作り方(5) | WEBアニメスタイル
  • 第290回 アニメ『てーきゅう』の作り方(4) | WEBアニメスタイル

    アニメ『てーきゅう』のコンテは基原作に準じてます! それ以外、特に秘密はありません! 作の場合、例えば「この作品ならではの個性的なショット」などをムリに作らずとも「制限時間90秒(オープニングが30秒なので編尺はこんだけ)」によって自動的に個性的なアニメになります。何しろギュウギュウに内容詰まってますから。なので、 原作1話あたり55〜60コマある漫画を 30数カットのフィルムに組み替える際に使う知恵 こそが真っ先に求められるコンテ作業になります。30数カットというのも制作会社からの要請ですが、普通の30分番組でも当然同様の制約はあるものです。つまりこの作品はそれらの条件などが際立ってるからこそ、 ありとあらゆる「制約」こそが最大の敵であり味方でもあるのです!! その上で心がけてるのは、カット切り替えが速いぶん、なるべく単調にならないように、各話必ず1回はちょっと変なカットを作ろうと

    第290回 アニメ『てーきゅう』の作り方(4) | WEBアニメスタイル
  • 第288回 アニメ『てーきゅう』の作り方(2) | WEBアニメスタイル

    今回はアニメスタイルらしく「作画の話」です。今作『てーきゅう』における動画枚数を抑えたアニメート——いわゆる「リミテッド・アニメ」について。どうでしょう、もしかして「手抜きアニメ」に見えますか? この場でハッキリ言いますが、『てーきゅう』でやってる「リミテッド・アニメ」は決して手抜きではありません。なぜなら動画1枚1枚は非常に丹念にそして丁寧に描いているからです! 例えば制作費何億円の大作アニメーションでも、何も考えず適当に描いた原画を演出が右から左へ適当に流したあげく、作監が目だけ修正入れて一気に大量海外動仕(動画から仕上げ)に撒いたような作品は、動画枚数何十万枚使っててもおれは手抜きだと思います。その点こちらは、原作のコマの流れをアニメのカット割りに置き換えるコンテ・演出と、少ない動画枚数を最大限効果的に見せるための原画と原画のポージングの変化からそれの清書(動画)まで、今現在の自分ら

    第288回 アニメ『てーきゅう』の作り方(2) | WEBアニメスタイル
    taninsw
    taninsw 2012/11/03
    すばらしい
  • 第287回 アニメ『てーきゅう』の作り方(1) | WEBアニメスタイル

    仕事というのは半分以上が縁で決まる! というのがいつもの実感です。なんとなく「最近尺の短いシリーズって増えてない?」とかよく周りの人と話してた時に来たのがまさに『てーきゅう』です。しかも(制作会社の)MAPPAさんからは最初別の企画の話をいただいてて、そちらが中止になって急きょやる事になったという……。で、前回(第286回)の「え? 2分?」に繋がります。その際、会社側から出されたオーダーが できる限り少人数のスタッフで! でした。与えられたオーダーはなるべく受け入れるというのが自分の主義なので、今回キャラも描きました。実際は『迷いオーバーラン!』の時はデブを描いたし、『ベン・トー』も一部自分でキャラを描いたりしたので、キャラ自体描くのは初めてではないんですが「キャラクターデザイン」とクレジットされたのは今回が初めて。とはいうものの原作の作画をなさってるPiyo先生の画がとても可愛くて

    第287回 アニメ『てーきゅう』の作り方(1) | WEBアニメスタイル
  • 1