GC Advent Calendar 22日目の記事です。 同じ言語に対する異なる処理系があれば、GCを比べてみたくなるのは人間のサガですよね。 今回はHaskellの2つの処理系のGCを比べて見ることにします。 ■ GHC(the Glasgow Haskell Compiler) Haskellの実行系といえばこれ。というような処理系です。Javaで言えばOracle JRE、Rubyで言えばCRubyというところでしょうか。実用世界の処理系なので様々なオプションや最適化の実装が施されています。 ■ JHC コード効率を優先した処理系です。様々なコンパイラテクニックをフルスケールのコンパイラに実装するための場である、というようなコンセプト説明がされています。頭文字のJはJohn Meachamの頭文字なんでしょうか。 それぞれのGCの特徴 ■ GHC ではまず、GHCから。 GHCのG
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