Android関連の開発者コミュニティ「日本Androidの会」は2009年6月26日,講演会「Android Bazaar and Conference 2009 Spring」を開催した。7月上旬と見られるNTTドコモの端末発売を控え,開発者のAndroidに対する関心はますます高まっている。会場には多くの来場者が集まり,熱心に耳を傾けた。 まずは基調講演として,早稲田大学の客員教授で日本Androidの会の丸山不二夫会長が登壇し,Androidの将来展望を語った。丸山会長は,ムーアの法則によってコンピュータの性能が格段に進歩したことを説明。その実例として,1975年に開発されたスーパー・コンピュータ「CRAY-1」のスペックを示した。CRAY-1のCPUは動作周波数が80MHz,メモリーは4Mバイト。これに対して,2008年に登場したAndroid端末「T-Mobile G1」はCP
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