任天堂の株価が低迷しています。 多少の上下動はあるにせよ、近年のDS&Wiiバブルより以前の値に戻っており、任天堂は勝ち組ではなくなった、という判断がハッキリ下された形になります。 任天堂をそこまで追い込んだのは、3つの要因があります。 1)3DSの低迷による携帯ゲーム機での普及台数ベースの縮小への懸念 2)Wii Uの展望の悪さにもとづく据置ゲーム機での普及台数ベースの縮小への懸念 3)無料+アイテム課金型のソーシャルゲームの浸透やスマートフォンの普及といった環境変化への対応ができていない事への不安感 3DSの低迷とWii Uの未熟な発表内容はもはや「自爆」という他ありませんが、それ以上に不安視されているのは実は3番目の将来的なリスク要因の高まりでしょう。任天堂はSNSとの連携などが最も遅れており、無料ゲームも含めたビジネスモデルを許容しているSCEと比べて、ビジネスモデルの変化にも適応