女性が元気と言われ、活用が語られて久しい。 にもかかわらず、御社の収益が苦しい理由は何か。どうして儲けられないのか――。 必要なのは、従来のやり方(ここでは「男性型」)の中に女性を取り込むのではなく、男性型モデルを外部から見直す、いわば「非・男性型視点」なのではないか? そんな問題意識から、経済・企業・人間関係の「諸問題」に仮説を立ててみます。語り合うのは鋭い非・男性目線でビジネスパーソンを支え続けている渋井真帆さんと、ビジネス現場に取材を重ね、かつ男性目線の論客と当サイトでやりあってきた清野由美さん。アシスタントは当編集部の自称おばさん型男性編集者、Yが務めます。 いわずもがなと思いますが、ここでいう「男性」「女性」は、性別そのものを指すわけでも、世の中の男女一人残らずを指して例外なくこうだ、などといった子供っぽい理解で使うわけでもありません。 男性の中にも「非・男性」視点を持つ人、ある