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ブックマーク / geopoli.exblog.jp (7)

  • プーチンは失敗した?フリードマン論文 | 地政学を英国で学んだ

    ウクライナのニュースを見ていると、何が起きているのか、どこに向かっているのか、よくわからない。情報には事欠かないが、その多くはソーシャルメディアのアカウントからで、そのすべてが信用できるわけではないし、またその性質から全体像を把握することはできない。デジタル時代といえども「戦争の霧」が晴れることはない。 しかし、いくつかの予備的な結論を出すには十分な情報がある。 ロシア軍は優勢であったにもかかわらず、戦術的な奇襲と圧倒的な数の可能性という利点があった開戦初日には、予想されたほどの進展はなかった。最初の攻撃は広く期待されていたようなエネルギーと推進力には欠けていた。ウクライナ人は気迫に満ちた抵抗を見せ、侵略者に犠牲を強いた。しかし今日の情勢はさらに暗くなる可能性があり、将来はもっと厳しく辛い日々になるだろう。しかし「プーチンは勝ち目のない戦争を始めたのだろうか」と問うのはもっともなことである

    プーチンは失敗した?フリードマン論文 | 地政学を英国で学んだ
    tano13
    tano13 2022/02/27
  • リベラリズムの終わり? | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は、久々に曇って夕方には冷たい雨になりました。 さて、今回も以前紹介した記事の要約です。ちょっと長いのですが、その内容はかなり考えさせてくれるものです。 なぜアメリカではトランプが選出され、欧州では反EUの機運がここまで高まってきているのか、その原因をリベラル派の無理な考え方にあると分析した記事です。 === リベラリズムの終わり? by ダミール・マルージック 2017年11月1日 「べつに私はトランプ支持者というわけではないんですよ。ただ、あなたが擁護しようとしている土台そのものすべてを、あなた自身がぶち壊しにしているんですよ」 このようなこじれた感情のおかげで、私は過去10ヶ月間において私よりもはるかに執拗にトランプ大統領に反対している人々と、無数の議論を行うはめになった。 私はワシントンDCに住んでいる。この地域に住む人々は、先の大統領選で90.9%という圧倒的な割合

    リベラリズムの終わり? | 地政学を英国で学んだ
    tano13
    tano13 2018/01/10
    人間=アホを認めてしまうと、民主主義制度=衆愚政治が成立してしまう。「民主主義がもっともマシな制度」であるためには人間≠アホの信仰は捨てられんのよ。
  • 浅田真央の戦略の失敗 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝からよく晴れております。朝方は気温も低かったのですが、昼前にはすっかり春の予感に。 さて、スポーツに関するネタとして、日人にはない視点で書かれたものを発見しましたので、参考までにその記事の要約を。 著者は、以前からキム・ヨナ選手を絶賛しているバイアスのかかったスポーツジャーナリストみたいで、この記事では浅田選手に関してけっこう厳しいことを書いております。 === 浅田真央の頑固さがメダルのチャンスを台無しにした BYジャック・ギャラガー ●人生の中では、時として自分自身が自分にとっての「最悪の敵」になることがある。アドバイスを受け入れず、聞きたくないことを聞かないようにして、現実を無視する時が、まさにそのような場合だ。 ●嫌いなことや恐怖、それに望まないことに直面して、このようなパターンの陥ってしまうと、人は大抵大きな失望に直面することになる。 ●そしてこの典型的な例が

    浅田真央の戦略の失敗 | 地政学を英国で学んだ
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    tano13 2014/02/26
  • 中国政府高官がダボス会議で問題発言 | 地政学を英国で学んだ

    今日の肥前は午前中晴れたのですが、昼すぎから小雨が降りました。気温はけっこう暖かかったような。 講演で九州まで来ているのですが、運良く名護屋城址を見学することができました。秀吉が朝鮮出兵した時の城跡なんですが、ここに陣取っていた武将たちがオールスターキャストでした。 さて、ダボス会議での安倍首相の「1914年前発言」が物議を醸しだしてから数日たったわけですが、色々とこの会議で面白い発言をしている中国政府の高官らしき人の内容が出てきましたので、その紹介を。 この記事の中でダボス会議に参加したブロジット記者は、あるクローズドのディナーの席で興味深い光景を目にしたと言っております。 もちろん会議は「チャタムハウス・ルール」が適用されておりますので、その発言者は誰なのかは書けないということですが、その発言内容は書けるということなのでそれを書く、とのことです。 そのディナーの席にゲストとして呼ばれて

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    tano13 2014/01/29
  • なぜ日本に「保守派」は少ないのか | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝からよく晴れております。寒さもやわらいで春らしくなってきましたねぇ。 さて、先頃日に取材にきた人間が、日米の保守主義について分析した論説記事がありましたのでその要約を。 === 日の保守派? by ジェフ・ジェイコビー ●自民党が政権に復活した時の西側のメディアで報じられたのは「経済不安にかられた保守派が地滑り的勝利をもたらした」というものであった。 ●たしかに2009年の日国民は、長年支配してきた自民党(実際の名前よりもはるかに保守的な党だが)ではなく、その代わりに左の連立政権に運命を託したのだが、今はこれが完全に保守派の前首相である安倍晋三に取って代わられることになったのだ。 ●では日にもティーパーティー(茶会党)運動がやってきたのだろうか? ●アメリカ側の識者にとっては、安倍首相の地滑り的勝利は二年前のアメリカの下院で起こった60年ぶりの共和党の大勝利と重な

    tano13
    tano13 2013/03/05
    言葉の定義論にしかならんけど、保守ってよい伝統を守ることがベースだと思う。自由を求めて独立した米と、尊皇攘夷の日本では守る伝統がそもそも違う
  • 無人機と民主制度 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はまたまたよく晴れました。気温は相変わらず真冬ですが、昼間はなんとなくしのげる感じが。 さて、久しぶりに記事の要約を。私が関心を持っているテクノロジー戦争の変化についての興味深い記事を。 ==== 民主制度に攻撃する無人機 by ピーター・シンガー ●民主制国家では、歴史的に戦争と国民の間に深い絆があった。 ●ところがアメリカの最近のテクノロジーの変化のおかげで、この絆に大々的な変化が起こっている。 ●10年前にはロボットが戦争を戦うというのはハリウッド映画に出てくる単なるファンタジーだったが、いまはそれが現実になっている。 ●現在の米軍は、無人機を7000機もっており、地上には12000機の軍事ロボットが活躍している。 ●去年の2011年には、このようなロボットが6カ国で攻撃を行っているのだ。 ●われわれはもう宣戦布告をしていない。最後に議会がこれを行ったのは一九四二年で

    無人機と民主制度 | 地政学を英国で学んだ
    tano13
    tano13 2012/02/01
    ターミネーターの世界はすでに始まっている。スカイネットは実は人間なのだが
  • 駐英北朝鮮大使のお言葉 | 地政学を英国で学んだ

    今日のイギリス南部は快晴の一日でありまして、上空高く秋の雲が見えました。気温もけっこう上がり、昼間はまだまだ半袖の人ばかりです。 さて、昨日行って来た駐英北朝鮮大使の講演が日でも二ほど記事になっておりましたので、まずはこれをはりつけておきます。 ==== 駐英北朝鮮大使「原則が守られれば非核化積極努力」 2009年9月29日(火)13:40 【ロンドン28日聯合ニュース】北朝鮮の慈成男(チャ・ソンナム)駐英大使は28日、こう着状態にある北朝鮮核交渉に関連し「自主権が尊重され平等原則が守られるのであれば、朝鮮半島非核化に向け積極的に努力する」との立場を示した。英国王立統合防衛安全保障研究所(RUSI)主催の講演会で述べたもの。 慈大使は、北朝鮮核問題の解決には、まず米国が対北朝鮮敵対政策を撤回し、北朝鮮への核脅威が根から取り除かれなければならないと主張した。にらみ合いが続けば真の非核化

    駐英北朝鮮大使のお言葉 | 地政学を英国で学んだ
    tano13
    tano13 2009/09/30
    なるほどな。「アメリカは日本の軍事的独立を認めよ」と迫ったらどうなるだろう。日本は感謝しなきゃいかんのかね
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