「自分の体の半分は検事でできている。自発的に仕事を辞めたいと思ったことは、今日のこの日まで一度もありません。でも、生き地獄から解放されたかった」 大阪地検トップの検事正だった北川健太郎氏から性被害を受けたと訴えている女性検事のAさんが4月30日、辞表を提出した後に記者会見を開き、そう語った。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介) ●検察庁は「私の居場所だった」 Aさんはこの日の昼前、勤務先だった大阪地検が入る大阪市内の庁舎を訪れ、辞表を提出した。Aさんによると、公務災害申請などの手続きがあるため、正式な退職日はまだ決まっていないという。 その後、大阪市内の司法記者クラブで記者会見を開き、検察官という仕事への強い思いと、組織を去らざるを得なくなった悔しさを繰り返し口にした。 「(検察庁は)私の居場所だったんです。私はずっと検事の仕事が大好きで、寝ても覚めても仕事のことばかり話しているぐらいで

