子供の「カートに掴まって乗る」行為がヒントに キッズステップカートは2018年5月に発売された。子供は2人まで乗せられ、ステップ台には4歳から6歳、幼児用座席には生後12か月から48か月未満の子供が各1人乗ることができる。 カートをつかむハンドルが左右にあり、子供が立ち乗りできるスペースはその間に設けられている。子供がカゴ部分に向かってステップの上に立つと、まるで自分がカートを押しているような目線に届く。 取材に対し、スーパーメイト開発部の武藤叶也さんは、子育て世代の「子供が店内で走り回ってしまう」「(子供同士で)カートの取り合いになる」といった悩みを受けて開発したと説明する。子供が歩き回ると迷子になる可能性もある。子供を楽しませながらゆっくりショッピングできるよう、「立ち乗り」に着目した。 「子供の『カートに掴まって乗る』行為の魅力を汲み取り、ショッピングカートに乗って店の中を移動する楽