元妻の連れ子だった女子高校生と結婚するため婚姻届などを偽造したとして、兵庫県警が、元税理士の男(57)を有印私文書偽造容疑で逮捕したことがわかった。 男は地元の市役所に元妻との離婚届を出した翌日、女子高生との婚姻届を提出して受理されており、戸籍上は「夫婦」の状態。女子高生は市役所からの通知で結婚に気付き、家裁に婚姻の無効確認を求めて調停を申し立てている。 捜査関係者などによると、男は4月、婚姻届の妻の欄に女子高生の名前を書くなどしたほか、未成年の結婚に必要な親権者の同意書も、女子高生の親権者の祖父母と同じ名前の印鑑を押すなどして偽造した疑い。 男は「子どもの頃から知っており、好意を持っていた。自分のものにしたかった」と容疑を認めているという。男は元妻と結婚した際、女子高生とは養子縁組をしていなかった。 2008年の戸籍法改正で窓口を訪れなかった配偶者に郵送で結婚が通知されるようになり、今年