「本のランダムアクセス UI 考察」というシリーズでお届けしていましたが、タイトルと内容が違うかなと思い、「ページめくりの UI について」というシリーズタイトルに変更しました。 前回の記事はこちら。 ページめくりの UI 考察 (1) - ARTICLESタイトルの変更は、本においてランダムアクセスしたいということが重要だったわけではなく、利用者は本で出来るいろいろなことをペラペラめくれることで発見していったのではという仮説に基づいています。ユーザーの目的に対してデザインする UI があると思えば、その物自体の構造に対してユーザーが使い方を発見するタイプの UI だってあると思います。 さて、とにかく人類は印刷した紙を重ねると「ペラペラめくれる」ということを随分昔に発見してしまいました。もし、木簡とか巻物が文書形式の主役としてずっと今日まで使われていたら、おそらくページめくりの UI よ