【ニューヨーク=畑中徹】インターネット上に短文を投稿するサービスを運営する米ツイッター社は12日、米証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)を申請したと発表した。昨年5月に上場した米フェイスブックに続く大型上場になると、市場関係者の期待が高まっている。 SECへの正式な申請とあわせ、公式ツイッターに、「上場書類を申請した」とつぶやいた。 米メディアによると、上場時の株式時価総額は150億ドル(約1兆5千億円)程度とみられている。米国のルールでは、年間売上高が10億ドル(約1千億円)以下の企業は、上場の申請時に財務内容などを公開しなくてもよい。このため、売上高など業績については明らかにされていない。上場の時期や、どこの市場に上場するかも不明。 ツイッターは2006年に米国でスタートしたネット上のサービス。身の回りの出来事や思いを140文字以内の「つぶやき」として投稿し、だれでも