現地時間2024年4月12日~14日にかけて、米カリフォルニア州インディオにて野外音楽フェスティバル【コーチェラ・バレー・ミュージック&アート・フェスティバル2024】のウィークエンド1が、ヘッドライナーにラナ・デル・レイ、タイラー・ザ・クリエイ…
現地時間2024年4月12日~14日にかけて、米カリフォルニア州インディオにて野外音楽フェスティバル【コーチェラ・バレー・ミュージック&アート・フェスティバル2024】のウィークエンド1が、ヘッドライナーにラナ・デル・レイ、タイラー・ザ・クリエイ…
<コラム>なぜ、宇多田ヒカルの作品はあらゆる“境界”を超越するのか? 初のベストアルバム『SCIENCE FICTION』から読み解く 1990年代後半からアジアを代表するポップスターであり続けている宇多田ヒカルが、キャリア初となるベストアルバムを発表した。長大なディスコグラフィにおいては、かつて『Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1/VOL.2』というコンピレーションも存在したが、それはあくまでシングル・コレクションであり、ベストアルバムではなかった。宇多田ヒカルは、常に自らと時代の間に流動する空気をつかんだうえで、自身を解体し甦らせてきた音楽家である。ゆえに、ベストアルバムも単なる過去曲の寄せ集めではなく、現在の自身を如実に反映する作品群にならざるを得ない。その通り、リリースから時間が経った曲には新たにリミックスや再録が施され、新曲も収録された。そし
Interview: 柴 那典 藤井 風の新曲「Workin’ Hard」についてのインタビューが実現した。 新曲はケンドリック・ラマーやSZAを手掛けたDahiをサウンドプロデュースに迎えてロサンゼルスで制作された一曲。ヒップホップのビートを前面に押し出した新機軸のナンバーだ。【FIBAバスケットボールワールドカップ2023】の中継テーマソングとして書き下ろされたこの曲は、単にスポーツの応援にとどまらず、日常を生きる多くの人達に寄り添い、鼓舞するような響きを持っている。 藤井 風にとっても大きなターニングポイントとなったこの曲。以下のインタビューでも、デビュー曲の「何なんw」、2ndアルバム『LOVE ALL SERVE ALL』のリードシングル「まつり」に続く“第三のデビュー曲”という意識を持って制作に臨んだと語っている。 どんな思いからこの曲が生まれたのか。初のアジアツアーを終えての
米ビルボードが、2007年から主催する【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック(WIM)】。音楽業界に多大に貢献し、その活動を通じて女性たちをエンパワーメントしたアーティストを毎年<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>として表彰してきた。Billboard JAPANでは、2022年より、独自の観点から“音楽業界における女性”をフィーチャーした企画を発足し、その一環として女性たちにフォーカスしたインタビュー連載『わたしたちと音楽』を展開している。 今回のゲストは、シンガーソングライターのTOMOO。幼少期からピアノを続けてきた彼女は、中学時代に自分自身で作詞作曲して歌う喜びに目覚め、インディーズで活動を続けてきた。2022年にメジャー・シーンに踏み出し、一歩ずつ着実に注目を集める存在へと進んでいる彼女が見る世界は変わったのか。インタビューでは、質問に対して時に悩みながらも丁寧に言葉を紡いでくれた
ドラマ出演に弾き語りツアー、ラジオ、主題歌起用など、多岐にわたって活動する藤原さくらが新曲に加え、アコースティック・セルフカバーを収録したシングルEP『まばたき』をリリースした。確実にファンを増やしつつある藤原が、本作を制作して気づいたことは「やっぱりアコースティックなサウンドがすごく好き」だということ。ファンから届いていた声、そして新しくファンになった人々を思って完成させた最新作、そして現在放送中のドラマ『束の間の一花』やミュージカル『ジャニス』のことまで、話を聞いた。(Interview: 永堀アツオ) ――最初に近況からお伺いします。ドラマ『束の間の一花』のオンエアがスタートしましたが、どんな日々を過ごしてますか? 藤原さくら:正直、忙しすぎて……(笑)。とんでもないスケジュールのなか、頑張ってます! ――あははは。ヒロイン役というプレッシャーはありますか? 藤原:立ち位置によるプレ
小説を音楽にするユニット、YOASOBIが12月4日と5日の2日間、日本武道館にてワンマン・ライブ【NICE TO MEET YOU】を開催した。2019年12月に発表したデビュー曲「夜に駆ける」で一躍ブレイク、その後もリリースする楽曲が軒並みチャートを賑わせるヒット・ソングとなり、紛うことなき時の人となった二人が、念願の有観客ライブという夢を叶えた2日間だった。コロナ禍以降の音楽シーンを象徴する存在でもある彼らは、デビュー2年目となる2021年をどのように駆け抜け、来年以降の未来にどんなヴィジョンを見据えているのか、二人に話を訊いた。 夢の舞台・日本武道館公演を終えて ――今回はデビュー2年目のYOASOBIについて振り返っていければと思うのですが、まずは先日の日本武道館公演、いかがでしたか? Ayase:めっちゃ楽しかったです。ステージに出る直前、SEが鳴っているときは多少緊張したもの
羊文学が、9月24日にUSEN STUDIO COASTにて開催する【羊文学 Tour 2021“Hidden Place”】東京公演を生配信することを発表した。 配信は9月24日19:00から開始となり、9月27日23:59までアーカイブ配信を予定。配信視聴チケットは、既に販売が開始している。 さらに、アニメ映画『岬のマヨイガ』本編映像を使った主題歌「マヨイガ」のフル尺ミュージックビデオも公開された。「マヨイガ」は、羊文学が『岬のマヨイガ』の主題歌として書き下ろした楽曲で、今回の新ミュージックビデオは映画本編の映像で構成された『岬のマヨイガ』の魅力が凝縮された作品となっている。 ◎番組情報 『羊文学 Tour 2021“Hidden Place”東京公演』 放送日時:2021年9月24日(金) 19:00~ チケット:3,000円 ※アーカイブ配信は9月27日(月)23:59まで
天性の歌声を持つシンガー 歌は不思議だ。 よく「歌も楽器の一種」と言われるが、ここまで技術以外の要素が魅力につながる楽器は他にないだろう。もちろん歌にとっても技術は重要な要素だ。ピッチの正確さ、リズム感といった基本パラメーターや、ビブラートやファルセットなどのニュアンスを操るテクニックは、トレーニングを積むことで向上させたり身につけたりできる。しかし、声質を含む歌声そのものの魅力は、先天性と後天性が複雑に混じり合って生まれる、まさしく“ギフト”と呼ぶべき奇跡的な才能である。 今、筆者がもっともそんな“歌声”の魅力を感じる日本のボーカリストが、ReoNaだ。彼女は先日、TBS『news23』内コーナー「news23 MUSIC」のアニソン特集で「YouTubeで1490万再生を誇る人気アーティスト」としてピックアップされ、生出演でスタジオライブを披露。『鬼滅の刃』現象によりお茶の間レベルで浸
坂本龍一が、過去のライブ映像を3週連続一夜限りでYouTubeプレミア公開する。 2020年最後のピアノコンサート【Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 12122020】を12月12日オンラインで開催する坂本龍一。これに先駆けてプレミア公開されるタイトルは、ファンの中でも非常に人気の高い公演『Ryuichi Sakamoto | Trio Tour 2011 in Europe』『Ryuichi Sakamoto | Playing the Orchestra 2014』『playing the piano europe 2009 - Limited Edition』の3本となる。 アーティスト写真 Photo by zakkubalan (C)2020 Kab Inc. ◎公開情報 『Ryuichi Sakamoto | Trio Tour 2011
マイルス・デイヴィスの長年ベールに隠されていた秘蔵のアルバム『ラバーバンド』が、35年の時を経て9月6日に発売されることになった。 1985年、マイルス・デイヴィスは30年にも渡り所属していたコロンビア・レコードを離れ、新たにワーナー・レコーズと契約し、世界中に衝撃を与えた。その年の10月、ロサンゼルスにあるAmeraycan Studiosにて、プロデューサーのランディ・ホールとゼイン・ジャイルズとともにアルバム『ラバーバンド』のレコーディングを開始。マイルスはこの作品で、ファンクやソウルのグルーヴを大胆に取り入れ、急進的なサウンド・スタイルという方向性を打ち出し、アル・ジャロウやチャカ・カーンをゲスト・ヴォーカリストとして迎える予定もあったという。しかし、最終的にこの作品は日の目を見ることなく、マイルスは新たな作品をレコーディング。今や歴史的名盤として知られる『TuTu』をもって、移籍
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く