CDの売り上げが1998年を境に急激に落ち込んでいるというのは良く聞く話しである。実際、業界関係者(特に制作現場関係)などから危機感を持っている声は筆者の所まで届いている。 今回は、仮想世界での音楽活動を語る前にこの問題に触れてみたい。今から書くことはあくまでもミュージシャンとしての個人的な見解である。まぁ、それほど的を外れているとは思っていないが・・・。 さて、最新のデーターが手元に無いのだが2年程前のデーターでは音楽CDの清算金額は1998年がピークで、6074億円だったものが2006年では3515億円まで下がっていた。現在はおそらくそれ以下になっているだろう。 業界の主張は不正コピー、不正ダウンロードにあると言われているが、現在ではそれを鵜呑みにする人は殆どいないだろう。 実際、CD売り上げ減少に付いて研究した文献等も幾つもネット上に上がっているが、いずれも業界のいい訳を否定する内