最近、子供の名前で従来とちがったものが出てきているという話をよく聞く。「キラキラネーム」などということばをネットなどで見かけたりするが、実際にそういう名前の人がどのくらいいるのか、よくわからないままで論評するのはどうかと思っていた。そうこうするうち、しばらく前にひょんなことで、その一端を垣間見ることができたので、それをきっかけに考えたことも含め、できるだけ手短に書いてみる。 昨年、とある地方都市に行った際、その土地の由緒ある大きな神社を訪れたのだが、その神社の長い回廊の柱の1つ1つに、子供の名前を書いた献灯がつけられていた。大人が書いたようなものも、子供が書いたようなものもあり、概ねここ数年の間に生まれた子供と思われた。幼稚園を併設でもしているのかと思ったがそうでもないようなので、近所の幼稚園の子供なのかもしれないし、あるいはお参りやお祓いの際に献灯するのかもしれない。とにかく、どうみても
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