コロナ禍で多くの人が自粛生活を送るなか、謎の正義感や危機意識で感染拡大リスクを高めている「コロナ偏差値が低い」人たちがいる。時に迷惑にもなる、彼らの謎行動をリポートする。 ⇒【写真】PCR検査の陰性を示す通知書 「家族をコロナから守りたい」と考えるのは自然な感情だろう。しかし、そんな純粋な思いも暴走を始めると、途端にコロナ偏差値が低い行為へと繫がってしまう。 「僕の体調は問題なかったんですが、コロナは無症状の場合もあるから子供にうつすリスクがゼロではない。『コロナじゃない』と安心して子供を抱くためには、僕がPCR検査を受けるしかないなと」 そう語るのは、3年に及ぶ妊活の末に第1子が生まれたばかりだという私鉄駅員の片岡啓介さん(仮名・40歳)。電車や駅が職場となるため「手洗い・うがいなど、1月末から細心の注意を払ってきた」という片岡さん。 「マスクは週末ごとに店舗に並んでストック。まだ200
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