現在、シリーズ45周年を記念して、映画『仮面ライダー1号』が公開されている。“原点にして頂点”というコピーからもわかるように「1号ライダー」の人気は、今でも他のライダーを圧倒している。 【参照】初代ライダーを熱演した藤岡弘、「最初にこの映画の話を聞いた時は不安でした」 しかし、1971年4月にスタートした“原点”の『仮面ライダー』は、1号だけのものではない。そこには「2号」もいた。そして2号がいなければ、今の人気につながらなかった部分もあるのだ。 今はあまり表舞台に出ることがなく、都内で居酒屋「バッタもん」を経営している「仮面ライダー2号・一文字隼人(いちもんじ・はやと)」役の佐々木剛(ささき・たけし)氏の半生を通して、もうひとつの45年をふり返る。 ■変身ポーズは、2号が最初だった! 佐々木剛が仮面ライダー2号になったのは、1971年の春のことだった。 「藤岡(弘、)がバイクで転