ブックマーク / www.enpitu.ne.jp (31)

  • 活字中毒R。 『徹子の部屋』が、「一切編集をしない」3つの理由

    『聞き上手は一日にしてならず』(永江朗著・新潮文庫)より。 (ライター・永江朗さんが、各界の「プロの聞き手」10人に「聞き方の秘訣」についてインタビューしたから。黒柳徹子さんの回の一部です) 【永江朗:『徹子の部屋』は世界でも珍しい長寿番組になりましたね。ひとりで司会するトーク番組としては世界最長だとか。長く続くからには、それだけ画面にはあらわれない苦労も多いと思います。収録の前には、どの程度、スタッフとミーティングをするんですか。 黒柳徹子:月曜、火曜で6録っています。当は5でいいわけですけど、少しずつ余裕を見て。6録れば、1ヶ月で4のストックができます。何があるかわかりませんからね。ユニセフの仕事海外に出かけるため、夏休みとして収録を2週お休みします。芝居の舞台稽古があって休むこともあります。毎週、金曜日に打ち合わせをするのですが、いまディレクターが14人ぐらいいまして、

    taro-r
    taro-r 2008/05/27
    この辺は放送創成期の生の人だからの芸等だなぁ。
  • 活字中毒R。

    『日は世界で第何位?』(岡崎大五著・新潮新書)より。 【一軒あたりの平均床面積(㎡)(世界の統計2006) 1位 アメリカ  162 2位 ルクセンブルク  126 3位 スロベニア    114 4位 デンマーク    109 5位 日       94.85 6位 オーストリア   92 7位 フランス     90 トルコ      90 8位 イギリス     87 9位 チェコ      84 10位 ポルトガル    83 以前、海外専門の駐在員をしていたころ、日人の客からちょくちょくクレームをもらった。これはヨーロッパならではのクレームである。いわく、 「床にスーツケースを開けて広げられないほど部屋が狭いのよ!」 「日人が小さいからって、わざと狭い部屋をあてがったりして」 「そりゃわたしたちは日人だもの、たしかにうさぎ小屋に住んでいるけど、海外に来てまでこんな仕打ち

    taro-r
    taro-r 2007/11/28
    ヨーロッパの家の広さが日本と変わらない…のは知ってましたけど,要はウサギ小屋じゃなくて,ブロイラーと訳されたら良かったのかな?:-p。
  • 猫の夜更かし

    先日、友人ランチをしたときのこと。彼女が突然「あ」と言ったので、皿の中に髪の毛でも発見したのかと思ったら。 「……もよおした」 バッグを掴んであたふたとトイレに向かう彼女の背中に「行儀悪いナー」とつぶやいた瞬間、あることを思い出した。 少し前、ときどき覗きに行くネットの掲示板で、 「ごはんをべながらお茶を飲んでいたら、一緒にいた人に『事中にお茶を飲むなんてはしたない』と注意された。そんなことをいままで言われたことがなく、とても驚いた。いったいなにが悪いのか」 という書き込みを読んだ。 そのとき私は投稿主同様、「はしたない」の意味がまったくわからなかった。お茶を事のときに飲まずにいつ飲むというんだ? そのため、その投稿についていた、 「私も同じ経験があります。料亭で懐石料理をいただいたとき、お茶がなかなか出てこないので仲居さんに頼んだところ、『いまはお茶をいただく時間ではございません

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    taro-r 2007/11/10
    胃液が薄まるので消化が悪くなる…って子供の頃言われた。だから水も食中は飲まないけど…。
  • 活字中毒R。『セカンドライフ』が面白くない理由

    『2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?』(ひろゆき(西村博之)著・扶桑社新書)より。 【2007年に入り、多くのマスメディアを沸かせているインターネット上の3D仮想現実空間『セカンドライフ』。つまらないだろうと思い、最初は触ってもみなかったのですが、それで否定するのも問題があります。そこで、実際に動かしてみたところ、やはり、つまらないという結果に落ち着きました。 その理由の根幹にあるのが、基的にお金がないと面白くないというシステムです。物を売買し、自分を着飾ったり、家を作り上げたりするゲームなので、何するにせよお金を払えとしか言われない。お金を支払わないでできることはチャットくらいという、商行為がゲームのすべてなのです。ゲーム内で楽しむためにお金を支払えと言われて、支払う人がどのくらいいるのでしょうか? お金を支払ってまでセカンドライフの中で楽しまなくても、現実に楽しいことは、たくさんありま

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    taro-r 2007/08/27
    セカンドライフやったことないけど,参考になった。
  • 活字中毒R。

    『なぜ日人は劣化したか』(香山リカ著・講談社現代新書)より。 【2006年も後半のことだったと思う。 「生き方論」などで定評のある雑誌から、原稿の依頼があった。「ストレス解消の秘訣」といったテーマで1200字という短い分量だったので引き受けることにし、締め切り日に原稿をメールした。構成は、「ストレスとは何か」という定義に続けて「ストレスが生まれる理由」を簡単に説明し、それに続けて「解消のために気をつけること」を3つほど書く、というごく常識的なもののつもりだった。 ところが、すぐに編集者から「書き直し」を依頼する返信が来た。 「いただいた原稿に問題がある、というわけではありませんが、こういった構成だと全体を最初から順に読まなければならず、途中で読者が飽きてしまう可能性があります。前半の定義や解説はすべて省き、解消法の部分だけを箇条書きにして、ちょっとした説明とともに書いてください。なお、解

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    taro-r 2007/08/26
    そうかもしれないけど,一方で若者向けのロック雑誌とか小さい字でかなりぎっしり文章が書かれていたりするんですが…。読めないのは年寄り(20代後半以降)じゃない?
  • 活字中毒R。 - 「悩むこと」と「考えること」の違い

    『孤独と不安のレッスン』(鴻上尚史著・大和書房)より。 【不安とトラブルは違うと書きました。 そもそも、「考えること」と「悩むこと」は違うのです。 僕は22歳で劇団を旗揚げしました。今と違って、学生劇団からプロを目指すなんて、誰もやっていませんでした。当然、旗揚げの時は、不安でした。 早稲田大学演劇研究会という所にいたのですが、先輩が、僕に、「鴻上、劇団、どうするの?」と聞いてきました。 「今、どうしようか考えているんですよ。旗揚げしたほうがいいのか、やっていけるのか……」 と答えると、その先輩は、 「考えてないじゃん、悩んでるんだろう」 と言いました。えっ? という顔をすると、先輩は、 「考えることと悩むことは違うよ。考えるっていうのは、劇団を旗揚げして、やっていけるのかどうか――じゃあ、まず、今の日の演劇状況を調べてみよう。自分がやりたい芝居と似たような劇団はあるのか、似たような劇団

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    taro-r 2007/02/07
    わたしはほとんど悩まないという自覚があるのですが,これを読んでますますそう思った。でもさすがに先日の病気のときは悩んだみたい。そもそもどこに向かいたいのか?すらわからなかったから。
  • 活字中毒R。:『花の慶次』誕生秘話

    「九州スポーツ」2006年12月1日号の記事「ジャンプ653万部編集長・堀江信彦氏『マンガ編集人熱伝』」(構成・古川泰裕)より。 【「花の慶次」は、いろいろと思い出深いんだ。あれはちょうど連載担当がない時だったな、原(哲夫)君も「北斗――」が終わって何もしてなかったから、「次の連載何がいいかな」なんて考えながら神保町の三省堂にブラリと行ったんですよ。そしたら「男の中の男を見た」というポップがあって、偶然手に取ったのが隆慶一郎(1923-89)さんの「吉原御免状」だった。「おもしろいなあ、この先生に会いたいな」と思って、ツテをたどっていったら「今、病院にいる」と。僕は「人間ドックかな」ぐらいに思ってたんだけど、病院に会いに行ったら、点滴のスタンドを引っ張りながら来るご老人がいる。それが隆さんだった。ただ作品が面白いという思いだけで行ったから、年も病状も知らなかった。その時は「宮武蔵のような

    taro-r
    taro-r 2006/12/05
    いい話だ。感動した。
  • 活字中毒R。

    「CONTINUE Vol.30」(太田出版)のインタビュー記事『電池以下』(吉田豪・文、特別ゲスト・掟ポルシェ)の「第31回・カイヤの巻」より。 (吉田豪さん、掟ポルシェさん、カイヤさんの対談記事の一部です) 【吉田豪:カイヤさんは毒舌キャラだと思われてますけど、実像は全然違うみたいですね。 カイヤ:私が芸能界へ入る前にそうなっちゃったから、急に「嘘でした」ってテレビで言えないし、それからは演技しなくちゃいけない。テレビ出たら演技しないとつまんないから。エンターテインメントは大事だと思います。でも日人、そのギャップわかんない人は可哀相ね。だって、道を歩いてても「あなたの旦那、もっと大事にしなさいよ!」「テレビで見たわよ、あなた、旦那の物を捨ててるでしょ!」って始まって。「それ、テレビですよ」って言っても全然わかんない。全部信じてるからね。 吉田:もしかしてアメリカだとそういうことはない

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    taro-r 2006/11/20
    アメリカはプロレスをエンターティメントと理解してるなら,プロ野球もそうだと思ってるんでしょうか?。境界が曖昧なものはあると思うけどなぁ…。
  • 活字中毒R。

    「日経エンタテインメント!2006.7月号」(日経BP社)の連載コラム「長谷川滋利のシゲキ的メジャーリーグ通信 Voi.62」(長谷川滋利著)より。 【現役中、シーズンオフになると、僕は毎日5時くらいに起きて、と息子が起きてくるまでの3時間くらいの間に、ゆっくり新聞やを読んだりしていました。 というのも、やっぱり朝が一番自分のために時間をとることができるからです。そこで自己啓発というか、自分自身のための時間に使うようにしていました。 新聞の読み方も、犯罪とか事件じゃなくて、なるべくビジネスやスポーツの欄をじっくり読むようにします。朝は1日の始まりですから、できるだけ気分のよいニュースを読んで、いい気分でその日をすごせるようにしたほうがいいと思うんです。 (中略) 日記を書くのも、朝がいいんじゃないでしょうか。普通は寝る前に、その日の出来事を書くのでしょうが、夜だと酒を飲むときもあれば、

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    taro-r 2006/06/26
    わたしはだいたい5時くらいに起きてTV見て7時半くらいに家を出ます。やっぱり朝からいろいろするのは楽しいです。ニュースとかではなく録画していたドキュメンタリー見たりとかしてます。
  • 活字中毒R。 - 松本人志が写真週刊誌を訴えた「本当の理由」

    「週刊プレイボーイ」(集英社)2006.6/5(Vol.23)号の「松人志の怒り!」より。 (読者からの[松さんが、写真週刊誌を相手に「裁判で勝訴」という記事を読みました。なんでも、プライベートでAVを借りているところを盗撮された」からとか。確かに、そんなことされたら腹立ちますよね!] というメッセージに対しての松人志さんの答えの一部です) 【この裁判はねえ、勝つには勝ったんですけど、当に大変でした。 もうね、ワザとやと思うんですけど、新聞やその他の報道でね、ボクのいちばん言いたかった主張が歪曲されているんですよ! 報道の多くが「プライベートでAVを借りているところを盗撮された」ことを怒っているように書いてありましたが、違うんですよ。 そうではなくて、写真を載せる時に「防犯カメラの記録ビデオから転載した」ことをボクは怒ったわけです。 もし、こんなことがこれからも許されるのなら、有名

    taro-r
    taro-r 2006/06/07
    確かに防犯カメラの映像をマスコミに売ってるとかしてるのなら,それは犯罪って事にして欲しい。
  • 活字中毒R。 - 「それであなたは何と思ったのかな?」という「文学的指導」の嘘

    「はじめてわかる国語」(清水義範著・西原理恵子・絵:講談社文庫)より。 (清水さんと、古今の「文章読」について分析した『文章読さん江』という著書のある斎藤美奈子さんとの対談の一部です) 【清水:もうひとつ面白いのはね、文学的指導ね。つまり、「そのときどう思ったの?」というやつです。 斎藤:子どもの作文指導には、必ずそれがありますね。 清水:「目の前で友だちがペタンところんだ。先生が来て助けた」という作文があるでしょ。そのときあなたはどう思ったの? 心の動きを書きなさい、というね。 斎藤:そうそう、それがウザいんだ。 清水:私も最初はやっていたんです。そういうふうに書いたほうが、作文は豊かでいいものになるのかな、と。「みじめだなと思いました」とか「かわいそうだなと思いました」とか書いてあるほうが、「ころんだ」というよりもいいだろうと思っていた。でもどうしてもそれが書けない子がいました。

    taro-r
    taro-r 2006/04/24
    なるほど…と。