書店員時代、廃墟好きが高じて店の廃墟本の売り上げを最終的に5倍にまで伸ばしてしまいました。今は廃墟巡りしたくて泣いてる。
書店員時代、廃墟好きが高じて店の廃墟本の売り上げを最終的に5倍にまで伸ばしてしまいました。今は廃墟巡りしたくて泣いてる。
働けば暮らしが良くなる――そんな時代が、わたしが生まれる少し前まではあったらしい。わたしにとってはカンブリア紀とほぼ同等の現実味ですが、われわれ30代を「夢がない」だの「覇気がない」だのと好き勝手に評してくださる年長者は、いまだその幻想の中に生きているようです。 少なくともわたしには、大きな野望と呼べるようなものはなく、会社員兼文筆家としてもそこそこ楽しく仕事をし、休日には旅行したりレイトショーで映画を観る暮らしがずっと続けばいいなと思っています。今やそれこそが、大きすぎる望みなのかもしれませんが。 映画といえば、先日3回目の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を観てきました。核戦争後の世界で、独裁者イモータン・ジョーが支配する砦を女戦士フュリオサとジョーの妻たち、そして巻きこまれ系の主人公マックスがぶっ潰すお話です。 ジョーは悪役というよりむしろ有能な為政者で、短命な兵士にも信仰を与え
「8月18日、北海道で観光バスが道路脇の草むらに転落し、横転。39人が重軽傷。運転手はよそ見をしていた」「8月25日、徳島県でトラックがマイクロバスに追突。バスの乗客2人が死亡、14人が重軽傷を負った」 トラックやバスの事故に関するニュースが、連日後を絶たない。2016年に起きたトラック・バスの事故は1万6156件。長野・軽井沢で15人の死者を出した昨年1月のスキーバス事故のように、大きく報道されたものも少なくない。 「事故による被害が大きくなりやすいトラックやバスにおいて、安全装置の普及は必須。他社とも協調して進めていくべき領域だ」。日野自動車の下義生社長はそう語る。自動ブレーキや警報装置など、事故を未然に防ぐ技術は、乗用車と同様にトラック・バス業界でも不可欠になっている。 既存のトラックには安全装置を「後付け」 新車に開発・生産段階で安全装置を取り付ける動きは広がってきた。ただ、国内で
最終的な支払額が膨大になっても今すぐ洗濯機が必要な貧困層は飛びついてしまう(写真はイメージです) Eddie Keogh-REUTERS <イギリスでは家電製品を高利の長期ローンで貧困層に販売する店舗チェーンが社会問題になっているが、世の中には基本的な金融の知識を持っていない人が意外に多い> 元英労働党党首のエドワード・ミリバンドが最近、低所得者を搾取する店をしっかり規制する法律を作るべきだと呼び掛ける短いテレビ番組を制作し、出演していた。全国展開しているあるチェーン店の名を挙げて(僕の住む町の大通りにも1軒ある)、その店が貧しい人々を「だまして」、家電製品を法外な値段で売りつけていると言っていた。その店は違法なことは何一つしていないのだが、ミリバンドの挙げた例によれば、よそでは350ポンドの洗濯機を1000ポンド超で売っていることもあるという。 週あたりの支払額は小さいものの、何年にもわ
BBCの海洋ドキュメンタリー「Blue Planet II」の撮影中、死んだ鯨を追って水深700mにまで潜水艦で向かったクルーたちが、鯨の死体に群がるサメの群れに遭遇。サメが潜水艦に攻撃をしかける様子が記録されており、パニック映画のような映像となっています。 Sharks Attack Submarine - Blue Planet II Behind The Scenes - YouTube 海底へと潜っていく潜水艦。 ブループラネット2の撮影チームは、鯨の死体が海底でどのようになっているかを調査するため、水深700mまで潜っていったとのこと。 海底は暗闇の世界。 まず乗組員が目にしたのは…… ちり雲。突然海水が濁って視界が悪くなっています。「これは何かが起こっているはずだ」と直感するクルーたち。 ちり雲の向こうに見えてきたのはサメの姿。 「水深700mに鯨の死体を発見。回りには6匹のサ
2021年の試験観測開始を目指して製作が進められている巨大マゼラン望遠鏡 (Giant Mageran Telescope: GMT)では、直径が8.4メートルという巨大な円形の鏡を7枚組み合わせることで、疑似的に直径24.5メートルもの巨大な反射鏡を実現することになっています。天体観測に用いるために高い精度が求められ、しかも他に類を見ない巨大な1枚ものの鏡を製造するプロセスは、非常に多くの手間と時間がかけられています。 Watch the Casting of a Giant Mirror for the First Extremely Large Telescope - Motherboard https://motherboard.vice.com/en_us/article/bj7d3z/mirror-giant-magellan-telescope-extremely-large
世界では雨が降らないことで引き起こされる「干ばつ」や、逆に雨が降りすぎることで起こる「洪水」の被害がたびたび起こっていますが、その原因の一つが大気の中を大規模に移動する水蒸気の「川」であることをNASAが明らかにしはじめています。 NASA Estimates the Global Reach of Atmospheric Rivers | NASA https://www.nasa.gov/feature/jpl/nasa-estimates-the-global-reach-of-atmospheric-rivers NASA: Invisible “rivers” in our atmosphere cause many droughts and floods here on Earth — Quartz https://qz.com/1120503/nasa-invisible-r
10月24日、多くの米国民が毎年、科学に貢献していると信じて献体している。だが実際には、その多くが意図せずして、いわゆる「ボディーブローカー」によって切断され、部位ごとに医学研究者や研修機関、その他の買い手に売られている。写真は、ボディーブローカー「サザン・ネバダ」の倉庫の外にある棺桶やモップ、部位を輸送するのに使用されたクーラーボックス。ネバダ州で7月撮影(2017年 ロイター/John Shiffman) 「シン・シティ(犯罪の街)」の異名がある米ネバダ州ラスベガスの葬儀場に、ある会社のパンフレットが陳列されている。その表紙には、固く手を握り合うカップルの写真の上に「困った時には選択肢を提供いたします」と書いてある。 このパンフレットの発行元「サザン・ネバダ・ドナー・サービス」は、嘆き悲しむ遺族に、高額な葬儀費用を支払わなくて済む方法を提供していた。愛する人の遺体を「高度な医学的研究」
こんにちは、ブクログ通信です。 2017年ノーベル賞が発表になってから1月がたちました。今回、多くの人に衝撃を与えたのはやはり文学賞でしたね。カズオ・イシグロさんはいまだ関連報道が続いていて、書店でも毎日飛ぶように本が売れています。 ノーベル賞発表の日以降、文学賞だけでなく物理学賞や経済学賞の関連作も発刊していた早川書房さんは、たいへん大きな話題になりました。そんな早川書房さんについて、ノーベル賞発表以後に起きた大騒動、そしてなぜこんなにノーベル賞関連作を刊行していたのか、みなさん理由を知りたくないでしょうか? 今回「ブクログ通信」では、早川書房の編集者、山口晶さんへインタビューしました。インタビュー前編では、山口さんにノーベル文学賞発表当日以降の騒動を当事者として語っていただきました。そして受賞直後に書店で起きた大反響にどう対応してきたかも伺っています。 取材・文・撮影/ブクログ通信 編
この庭園に神社があることはご存じだろうか。なぜこんなところに神社があるのか。実は、銀座と神社には深い縁があるのだ。 銀座の街には無数の飲食店や商店がひしめく。店舗の多さや居並ぶ店のレベルの高さから広い街のように感じられることもあるが、1丁目から8丁目まで合わせても、1平方キロメートルにも満たない。 江戸時代、この場所に銀貨鋳造所・両替所(=銀座)があった。そのため、正式名称は新両替町であったが、一般には銀座と呼ばれた。その後、不正事件が生じて銀座員全員が職を解かれ、鋳造所・両替所は移転。通称だけが残ったのである。 近代化を象徴する街に根付いた業種 維新後、築地の外国人居留地や隣接する新橋駅との立地関係から、銀座はすぐに明治日本を象徴する地域になった。日本の近代化を形として示すため、国策で銀座はレンガ造りの街並みに改造された。その名残は、現在ビームスやシップスのある「銀座レンガ通り」にそのま
【モスクワ共同】フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は10日までに、過去数週間に欧州の大気中で微量の放射性物質ルテニウム106が検出され、ロシアかカザフスタンの核関連施設で9月下旬に起きた何らかの事故が原因とする声明を発表した。ロイター通信が報じた。 9日付の声明によると、欧州で検出されたルテニウムは人の健康や環境に影響を与えるものでなく、原因も原子炉事故のような深刻なものでない。核燃料の取り扱いなどで生じた事故との見方を示している。
人間の動きをサポートする動力補助ツールを開発するアメリカのEkso Bionicsが、バックパックのように背負うタイプのベスト型パワードスーツ「EksoVest」を開発しました。フォード自動車の製造現場で長期間の実証試験が行われたEksoVestは、製造工程における事故を激減させ労働者の疲労を軽減し生産性を高めるなど、劇的な効果を発揮しています。 Ford Pilots New Exoskeleton Technology to Help Lessen Chance of Worker Fatigue, Injury | Ford Media Center https://media.ford.com/content/fordmedia/fna/us/en/news/2017/11/09/ford-exoskeleton-technology-pilot.html EksoWorks &
⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy 「今の若い人達、結婚の条件さ、経済ということ入れて考えるそうだども、そいつはほんとうこことだ、とオレ思うナス。今の若い人達その点偉いと思うナス。なんぼいい男だ、なんぼ好きな男だ、と思っても、暮しのたたないような結婚だったらば、お互にただ不幸になるだモナッス」 2017-11-09 13:59:41 ⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy 戦争未亡人たちのインタビュー集である。前半は今の岩手県和賀町にある部落の未亡人の、後半はより広範囲からの聞き取りの記録となる。終戦時点でわずか93戸の部落から125名が出征、うち32名が戦死し11名が未亡人になった。皆幼子や年老いた両親を抱え、戦後の混乱と貧困を生き延びた。 2017-11-09 14:04:01
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