2019年7月10日のブックマーク (6件)

  • 第2回 恐竜絶滅の原因は本当に隕石なのか

    6600万年前の白亜紀の終わりに、直径10キロ級の巨大隕石がメキシコのユカタン半島に落ちた。 その衝突で放出されたエネルギーは、TNT火薬10兆トン分だとよく表現されている。いわゆる核兵器、原子爆弾はTNT火薬数万トン、水素爆弾でも100万トンのオーダーで、文字通り桁が違う。兵器と比較してもあまりよくわからないというならば、火力発電所用の重油1兆トンを一気に燃やしたのと同じくらいとも言えるようだけど、イメージがしにくいのには変わりない。いずれにしても、ものすごいエネルギーだということには変わりない。 隕石が地表に衝突した直後の影響として大きいのは、まず、熱だ。落下を目撃できる範囲内の可燃物は、熱放射で自然発火し焼き尽くされたとされる。 その外側でも、時速1000キロを超える超音速の熱風が吹き抜け、衝突によって溶融して巻き上げられた岩屑が赤熱したまま降り注ぎ、マグニチュード10相当の巨大地震

    第2回 恐竜絶滅の原因は本当に隕石なのか
  • 国の失策のツケ…JR北海道「値上げ」に異論噴出

    「値上げはJRグループ各社間の格差を是正せず新たな負担を求めるものだ」「国策破綻のツケを道民に負わせるのは論外」――。 JR北海道が国に申請した「運賃値上げ」をめぐり、7月1日に札幌市で開かれた国土交通省運輸審議会の公聴会。一般市民からの公募で選ばれた3人の公述人は、いずれも運賃値上げに反対の意見を述べた。通学利用者の負担増などを懸念する声とともに目立ったのは、「国の失策を北海道の鉄道利用者だけに押し付けるな」という訴えだった。 10月値上げ、最大3割も JR北海道は5月10日、今年10月の消費税率引き上げに合わせ、国交省に運賃・料金の変更認可を申請した。運賃の値上げは、認可されれば1996年以来23年ぶり。消費税率引き上げ分の転嫁を除けば、2回目の値上げに踏み切るのはJR旅客6社の中で初めてだ。 値上げ率は普通運賃が平均15.7%、定期は平均22.4%で、旅客運輸収入全体では平均で11.

    国の失策のツケ…JR北海道「値上げ」に異論噴出
    taron
    taron 2019/07/10
    「インフラ」としての鉄道網を、国がどこまで本気で維持するかって話だよなあ。鉄道の存在意義をどう評価するか。北海道に関しては、国策としての「北海道開拓」も絡むしな。
  • インスリン市場がアメリカで地獄と化している理由は製薬会社や規制当局の癒着

    by FatCatAnna 糖尿病などの治療に用いられるインスリンは種類や用量によって価格が異なるものの、日糖尿病協会によれば、使用時の医療費はだいたい1万円から1万5000円未満になるとのこと。しかし、アメリカでは価格が高騰しており、インスリンを必要とする人の生活を医療費が圧迫する事態も出ています。その原因として、競合が出てくることすら許さない製薬会社の動きと、それを許す規制当局にあることが指摘されています。 A Government Guide to Keeping Insulin Unaffordable - Foundation for Economic Education https://fee.org/articles/a-government-guide-to-keeping-insulin-unaffordable-3-easy-steps-on-how-to-hogti

    インスリン市場がアメリカで地獄と化している理由は製薬会社や規制当局の癒着
    taron
    taron 2019/07/10
    規制当局が業界関係者というのは、アメリカではよくある形。構造的腐敗というか。/医療関係は、公定価格による規制がないと果てしなく暴走するのだな。まあ、皆保険もない国だし。/ぶっちゃけ、途上国レベルの制度。
  • 「モノタロウ」高槻市ガス爆発に産廃業界の悪しき伝統を思い出す : やまもといちろう 公式ブログ

    産業廃棄物業界の悪しき伝統とも言える部分はあるんですが、「モノタロウ(MonotaRO)」社の尼崎社にまで家宅捜索が入るようです。事故を起こしたのは高槻市の産業廃棄物運搬会社「今村産業」だそうなので、この辺は「あっ(察し」という感じの出来事になってきました。 モノタロウを家宅捜索 高槻の倉庫火災、業過致死容疑で:日経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47119900Z00C19A7AC1000/ そのモノタロウの前社長はLIXILに返り咲いた瀬戸欣哉さんで、現経営者の鈴木雅哉さんの手腕もあって合理的な経営を行い急成長をした会社さんなのは事実です。 創業者が去った「工具のアマゾン」 41歳社長の克服法 : NIKKEI STYLE https://style.nikkei.com/article/DGXMZO10681160V11C16A2

    「モノタロウ」高槻市ガス爆発に産廃業界の悪しき伝統を思い出す : やまもといちろう 公式ブログ
    taron
    taron 2019/07/10
    ほのめかし記事。未だに闇が深いようで。
  • 森の再生で過去100年分のCO2を帳消しにできる

    ロシア、ボログダ地方を流れるボログダ川の空撮写真。ロシアは、新たな森を植林することで、排出された温室効果ガスを削減できる国の最有力候補だ。(PHOTOGRAPHY BY VLADIMIR SMIRNOV/ TASS/ GETTY) 地球全体にどれだけ森が広がれるかを調べた初の研究によれば、現在、森林の再生が可能な土地は米国の広さほどもあるという論文が、7月5日付けの学術誌「サイエンス」に掲載された。そのすべてが森で覆われれば、過去100年近くの二酸化炭素排出量を相殺する実力があるという。 論文によると、既存の都市や農業に影響を与えずに、世界の森林は現在のおよそ1.5倍にまで増やせるという。しかし、地球の気温が上昇するにつれ、森に適した土地は減っていく。地球温暖化を世界的な目標である1.5℃に抑えられたとしても、一部の熱帯林は暑くなりすぎるため、森林再生に利用可能な地域は2050年までに5分

    森の再生で過去100年分のCO2を帳消しにできる
  • 太陽系の常識は通用しない。系外惑星「GJ 3470 b」の凄まじい大気組成が判明

    系外惑星GJ 3470 bの断面(上)と、恒星GJ 3470の原始惑星系円盤(下、現在はすでに消滅)の想像図NASAのジェット推進研究所(JPL)は7月2日、NASAの宇宙望遠鏡「ハッブル」や「スピッツァー」を使ったBjörn Benneke氏らによる研究によって、系外惑星の大気組成を初めて詳細に観測したと発表しました。 観測の対象となったのは、「かに座」の方向およそ97光年先にあるM型の恒星「GJ 3470」を3.3日で公転している系外惑星「GJ 3470 b」です。GJ 3470 bは主星であるGJ 3470にあまりにも近いため、加熱された大気が宇宙空間に脱出し続けていると見られています。 今回Benneke氏らは、GJ 3470 b(系外惑星)がGJ 3470(主星)の手前を横切る「トランジット」を12回、主星の後ろに隠れる「」を20回に渡り観測。その様子を「分光法」という光を波長

    太陽系の常識は通用しない。系外惑星「GJ 3470 b」の凄まじい大気組成が判明