国立科学博物館は茨城県筑西市のザ・ヒロサワ・シティとともに、国立科学博物館が所蔵するYS-11量産初号機などの航空関連資料を展示する「科博廣澤航空博物館」を茨城県筑西市に設置することを2021年3月3日に発表。その展示資料としてYS-11に続き、南極観測ヘリのシコルスキーS-58を茨城県つくば市の収蔵施設から現地へ移送しました。 科博廣澤航空博物館は、羽田空港内の格納庫で20年ほど大切に保管されてきたYS-11量産初号機(JA8610)が、東京オリンピック・パラリンピック開催を前に移設を求められ、保管場所を検討していた国立科学博物館と、歴史的価値の高い展示物を設置したいと検討していたザ・ヒロサワ・シティとの希望が一致したことにより実現したもの。管理運営の主体となるのは、2021年3月3日に設立された一般財団法人「科博廣澤航空博物館」です。 茨城県筑西市のザ・ヒロサワ・シティ敷地内に作られる