ブックマーク / tanba.jp (3)

  • 「人身御供」伝える謎の神事 背景に「大怨霊」の影 闇の中の祈り、今も - 丹波新聞

    「その神社の当番になった人は1年間、牛肉べたらあかんらしいで」―。始まりは知人から寄せられた情報だった。聞けば兵庫県丹波篠山市犬飼にある「大歳神社」のことらしい。興味をそそられ、深く調べていくと、牛肉の話は神事の一部に過ぎないこと、そして、神やもののけに人間をいけにえとしてささげる「人身御供伝説」と、集落名にある「犬」の存在が見えてきた。さらに背後には、ある大物の名も見え隠れする。夜も明けない12月4日午前5時、今年も神事が営まれた神社に足を運んだ。 ◆生きた魚ささげ 子孫繁栄を祈る 闇の中に灯籠と焚き火、ちょうちんの明かりがぼんやりと浮かぶ境内。数人の氏子がいそいそと準備を進めている。 拝殿には11種類の供物が並んでいた。や神酒、塩などオーソドックスなものの中で、ひときわ異彩を放っているのが水鉢だ。中を覗き込むと、赤と黒のコイが1匹ずつ泳いでいた。 「なんでか分からんけど、生きた川魚

    「人身御供」伝える謎の神事 背景に「大怨霊」の影 闇の中の祈り、今も - 丹波新聞
  • 亡きがら運んだ「輿」処分へ 「土葬」で使用、約半世紀前に引退 畏れあるも「これ以上の保存できず」 - 丹波新聞

    昭和後期に火葬に変わるまで、兵庫県丹波市(旧氷上郡)では一般的だった土葬。同市柏原町北中自治会でかつて、なきがらを墓地に運ぶのに使っていた坐棺用の「輿」が近く、処分される見通しになった。半世紀近く前に引退した後も、墓地近くの保管庫で眠っていたが、傷んだ保管庫が解体予定で、保管場所がなくなる。昔の習俗を伝える民俗文化財である一方、この先使うこともない。放置したような形で保管し続けるのもいかがなものか、と役員らは頭を悩ませており、住民に見てもらった後、処分するという。 感慨深げの住民「どれくらい先人が運ばれたのだろう」

    亡きがら運んだ「輿」処分へ 「土葬」で使用、約半世紀前に引退 畏れあるも「これ以上の保存できず」 - 丹波新聞
    taron
    taron 2021/10/12
    博物館とか場所があれば引き取りそうだけど。
  • いわれ不明の正月神事 薄れ行く風習 謎の「ネムリ神」板に過去・現在の男女 住民「意味わからへん」 - 丹波新聞

    大晦日、正月が近づき、普段なら日人が最も神社に足を運ぶ時期になる。兵庫県丹波篠山市上板井の天満神社では元日に行われる神事の中で、ふしぎな「モノ」が登場する。木の板に過去と現在の男女を描き、境内や御神木の下に置くというユニークなもの。地元住民は、「意味は分からへんけれど、ずっと続いている」。研究者でさえ、「いわれは不明。ある意味『奇祭』」という謎っぷりだ。意味は分からないまま、脈々と受け継がれている風習。みなさんの身近にもあるのでは? 「こんなん見たことあるか」―。始まりは友人からのメール。添付されている画像には2組の男女が描かれた板。1組は現代風の洋装で、もう1組は江戸時代風の着物。男性はちょんまげに裃、女性はまげを結っている。興味をそそられ、同神社に向かった。 ◆その名はネムリ神 過去と現在の男女計4枚が1組となり、御神木2カ所と殿の裏の計3カ所に置かれていた。 全国の祭礼などを記し

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