米VMwareは4月24日、仮想化ソフトウェア「VMware ESX」のソースコードの一部が流出し、一般に公開されたと明らかにした。これに関連してロシアのセキュリティ企業Kaspersky Labのニュースサイト「threatpost」では、中国企業多数のネットワークに不正侵入し、VMwareのソースコードを含む大量の情報を盗み出したとするハッカーの話を伝えている。 VMwareによると、VMware ESXのソースコードは4月23日に1件のファイルが公開された。これは2003~2004年のものだったが、今後さらに複数のファイルが公開される可能性もあるとしている。 同社は仮想化のエコシステムを広げるために業界パートナーとの間でソースコードとインタフェースを積極的に共有しているといい、「ソースコードが公開されたからといって、必ずしもVMware顧客にとってのリスクが増すことにはならない」と強