2012年の平均観客動員数は1万9千人となり、Jリーグの観客数を抜き去ったアメリカのMLS。 成長を続けるMLSと、経営的にも観客動員的にも頭打ちになっているJリーグ。その差はどこにあるのか? 2005年からMLS国際部に日本人として初めて起用され、現在はLeadOFF Sports Marketing社のゼネラルマネージャーを務める中村武彦氏はサカイクの記事の中で「ビジネス経営のプロが少ないことが、Jリーグ発展の足を大きく引っ張っている」と指摘しています。 「MLSとJリーグでは、投資の仕方が真逆なんです。Jリーグは創設以降、ピッチ上にたくさんのお金を使い、有名な選手を世界中から呼びました。そして20年が経った今、自前のスタジアムを持つクラブはなく、また、クラブのフロントにもプロの経営者やビジネスマンを今以上にもっと増やしたほうが良いのではと感じます。ではMLSはどうかと言えば、MLSは