元プロ野球選手でタレントの板東英二さん(72)が、以前社長を務めていた個人事務所に所得隠しを指示していた、との報道があり、板東さんが出演する番組の放送取り止めや、レギュラー番組出演を見合わせるTV局が相次いでいる。 過去に国税庁のPRポスターに登場するなど納税に協力してきたイメージを持つ人物なのに、所得隠しの手口が極めて悪質であり、このままでは芸能界を追放されるのではないか、といった見方も出ている。 テレビ局が出演番組の放送取り止めや出演見合わせ 朝日新聞の2012年12月27日付け朝、夕刊によると、板東さんは15年に渡って所得隠しのため架空外注を主導し、協力した取引先に謝礼を渡した疑いが出ているという。手口はテレビ番組の業務を外注したように見せかけるためイベント会社と手を組み、架空請求を出させ事務所はイベント会社の口座に入金し、イベント会社は必要経費を差し引いた残りを現金で板東さんと事務