DeNAを今季限りで自由契約となった武白志(むさし)内野手(20)=本名・山本武白志=が現役を引退することが25日、分かった。「もう野球はやりません。(自由契約を)言われたときに『もう終わった』と思いました。プレーを続けるイメージが湧きませんでした」と明かした。 2016年に育成ドラフト2位で入団。巨人やロッテで活躍し、同年4月に肝臓がんのため64歳で死去した山本功児氏を父に持ち、福岡・九州国際大付高時代には3年夏の甲子園大会で8強進出に貢献した。 父の通夜では2桁番号のユニホーム姿を見せられず「一生悔いが残る」と唇をかんだが、支配下登録はかなわなかった。「これが現実」と武白志。今後は未定で語学留学を視野に入れている。