ラジオパーソナリティーや落語のプロデューサーとしても人気の放送作家、高田文夫氏(63)が11日、都内の自宅から救急搬送されていたことが分かった。一時は心肺停止に陥るなど、懸命の治療が続いている。 関係者によると、高田氏は11日夕、都内の自宅で昏倒し、都内の病院に救急搬送された。一時は心肺停止に陥ったとの情報もあるが、所属事務所では、くわしい病状は控えさせて欲しいとしており、週内の予定をキャンセルしたという。 この日、高田氏はレギュラー出演するニッポン放送の「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」に落語家の春風亭昇太(52)らと出演。10日に東京・渋谷公会堂で行われた「みうらじゅんと清水ミチコ 二人のビッグショー」を見に行ったことを明かし、「みうらくん、バカに磨きがかかっていたよ」と楽しそうに語っていた。 番組中は、いつもと変わらずテンションが高く、「終了後も談笑していた」(関係者)という。ただ、数
東京電力福島第1原発から外部に放出される放射性物質は、毎時7000万ベクレルを超えている。今年1月の話である。仮に3・11前にこの数値だったら、日本中が大騒ぎだろう。 だが、いまの日本ではこのニュースが大きく取り上げられることはない。逆に、政府は「復興支援」ばかりをうたい、マスコミは原発事故による放射能の問題は存在しないような雰囲気作りに協力している。 とりわけ、それは福島県の2つの県紙「福島民報」「福島民友」などで顕著だ。 「除染元年 うつくしま、福島」 国と同様、福島県でも行政と報道による「官報複合体」が一体となって、こうしたキャッチフレーズを駆使し、「福島の真実」から県民の目を背けようとしている。 福島での環境への放射能汚染、とりわけ人体への被曝の危険性は減っていないにも関わらずだ。 「信じられない。とてもではないが、人が生活できるような数値ではない」 米ウォールストリ
人気や視聴率などで社内外の評価が一目瞭然となる女子アナの世界。それゆえ、新時代を担う若手女子アナの間でも激しい「同期対決」が繰り広げられている。 「ポストアヤパン」の最右翼として、数多くの女子アナランキングで1位に輝く加藤綾子は、フジだけでなく各局の同期から厳しい視線を向けられている。 「加藤はフジだけでなく、民放3社から内定を受けていた。そのためアナウンス志望者の間では、超のつく有名人だったんです。だから同期の女子アナたちの対抗意識は半端じゃない。とくにTBSの枡田絵理奈、テレ東の相内優香は大学時代から加藤のことを知っていて、ライバル視しているようです」(アナウンススクール関係者) ※週刊ポスト2012年3月16日号
民主党に続いて、また“マニフェスト違反”の政党が誕生した。「新党大地・真民主」の鈴木宗男代表は6日の結党会見で、与党入りとともに、年間1億円を超える政党助成金の受け取りを明言したのだ。前身の「新党大地」は、2009年の衆院選マニフェストで「政党助成金の廃止」を明記していた。自らの政治信念と、どう整合性をつけるのか。 「(政党助成金廃止という)私の意見は変わっていないが、鈴木宗男個人の私党ではなくなった。5人の議員と相談したところ『民主主義はルールだ。その中でしっかりやるべき』ということで意志統一ができた」 鈴木氏は会見でこう説明した。直前には「国民目線で、徹底的に無駄を削減する」と話し、国会議員の年間500万円のボーナス全額と歳費月額130万円の3分の1カットなどを宣言したのに、この部分だけは歯切れが悪かった。 それもそのはず。 「新党大地」の公約には「国民の税金から約320億円、
FIFA(国際サッカー連盟)が年間最優秀選手に贈るFIFAバロンドール賞の授賞式が9日(日本時間10日)、スイス・チューリヒで行われる。女子MVPは、なでしこジャパンMFの沢穂希(33)が当確だろう。 沢が女子MVPを受賞すればもちろん日本人初の快挙。男子MVPはメッシ(24)=バルセロナ=の今回で3度目の受賞が有力。沢の国内外での存在感は巨大化するばかりで、もう誰にも止められない。 沢については、先日、FIFAのゼップ・ブラッター会長(76)から、日本協会の小倉純二会長(73)へ直々に連絡が入ったことで受賞が確実視される。というのも、この授賞式には候補者が付き添い1人を連れて出席することになっているのだが、ブラッター会長は「当然、ミスター・オグラが来るんだろう?」と、沢のMVPを前提に招待したのだ。 これを受け、「わたしが沢さんのカバン持ちで同行します」と笑う小倉会長は8日、現地へ
「トヨタ・クラブW杯」は、一昨年のUAE開催を除き、第1回から取材を続けている。 第1回大会は2000年にブラジルで開催され、レアル・マドリード(スペイン)やマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)など豪華なクラブが集まったが、決勝戦はブラジル同士の顔合わせとなった。個のタレントやボール保有率、さらには創造性で上回ったのはヴァスコ・ダ・ガマだったが、優勝したのはコリンチャンス。チームを指揮していたのは、今季限りで鹿島を退任したオリベイラ監督だった。第2回はスペイン開催が予定され、磐田の参加も決まっていたが中止。2005年からは、日本開催で再スタートを切ることになった。 テレビで見る限り、日本開催は特に問題がないように映るかもしれない。だが実際に現場で取材をしていると、やはりサッカー文化の立ち遅れた部分が運営面にも影響を及ぼしている。 例えば、豊田スタジアムでの準々決勝終了後には、
巨人の親会社・読売新聞は19日朝刊(東京・14版)で、清武氏の解任を1面、社会面、運動面を使って大きく報道。「清武の乱」翌日12日朝刊では運動面の片隅で「見出し1段ベタ記事」だったが、うって変わった対応ぶりをとった。 読売新聞社会部のエース記者だった清武氏。自身の名前が1面に載る紙面をどんな心境で眺めたのだろうか。読売は1面で「巨人、清武取締役を解任」の2段見出しで報じ、清武氏の巨人軍取締役解任と代表兼GM職の剥奪、これに伴う新人事の内容などを掲載した。 社会面では、準トップ級(左約3分の1ページ分のスペース)の扱いで、桃井恒和球団社長の会見を詳報。同社監査役の御手洗冨士夫・キヤノン会長の清武氏解任の容認発言や、長嶋茂雄・巨人軍専務取締役終身名誉監督の怒りのコメントも添えた。 さらに、企業法務に詳しい牛島信弁護士をはじめ、漫画家の弘兼憲史さん、評論家の大宅映子さんの、いずれも清武氏に批判的
大学のホームページで「アルファベットの書き方」「分数の計算」「原稿用紙の使い方」といった授業のカリキュラムを公開した日本橋学館大学(千葉県柏市)が話題を呼んでいる。入試の偏差値は30台で、一部週刊誌には「バカ田大学」とまで書かれたほどだが、学力低下が著しい日本の大学生の実情を正面から受け止めた英断と称賛する声もある。日本の大学教育の現状に一石を投じた同大の横山幸三学長を直撃した。 日本橋学館大では1年生を対象に、「アルファベットの書き方・読み方」などのカリキュラムを実施。教材は「学研ニューコース 中学(1-3年)英文法」といった中学生向け参考書だ。 同様に、数学も「小数の計算」「分数の計算」「比例・反比例」といったカリキュラムが並ぶ。国語は「正しい仮名遣いと送り仮名の練習」「句読点・表記符号の使い方」といった具合だ。 ただし、これらはいずれも入学直後のテストで点数が低かった学生だけが
女子アナ「30歳定年説」はいまや常識。フリーで成功しているのは高島彩(32)や滝川クリステル(33)、西尾由佳里(33)などごく一部の超人気アナのみだ。 そんな中、「アナウンサーという仕事に見切りをつけ、全く別の道を選ぶ女子アナが増えている」(キー局関係者)という新潮流がある。 9月に入り、フジテレビの高木広子アナ(39)が年内いっぱいで退社し、化粧品会社を立ち上げることを発表して話題を呼んだ。フジテレビ局員が語る。 「ウエディングプランナーの資格を取って、フジの関連会社のウエディング事業に関わるなど、最近はビジネス志向が強まっていた。後輩アナだった長野翼(30)の結婚式のプロデュースを手がけて大成功を収めたことが、美容業での起業を決意するきっかけになったようです」 弁護士への転身を目前に控えているのが、元フジの菊間千乃さん(39)だ。 生放送中にビルの5階から転落する事故で大けが
福島第1原発事故を受け、文部科学省が県単位で公表を続ける土壌に蓄積された放射性セシウムの汚染マップが、衝撃の実態を明らかにしている。東京はこれから公表の予定だが、分布図で茨城県南部や千葉県北西部の延長線上となる地域は影響をモロに受けた可能性が高い。「汚染の帯」は首都圏の食を支える生産地の群馬県、栃木県にも伸び、事態は想像以上に深刻だ。 文科省は29日、原発事故で放出された放射性セシウムについて、航空機で測定した千葉県と埼玉県の土壌への蓄積状況を示す分布図を公表。公表済みの福島、栃木、茨城、群馬県などと合わせると、原発から南西方向に比較的高い線量の地域が帯状に伸び、首都圏まで汚染が広がっている。 文科省は、風の影響にで原発から北西方向に広がった放射性物質が、福島市西部の山間部で南西に方向を変え、群馬県西部まで汚染が広がったと分析している。 原発の南方では茨城県北部で風がいったん海側に向
日本ハム・梨田監督の今季限りの辞任会見。ロッテ・瀬戸山球団社長と石川運営部長の退団。さらには中日・落合監督の今季限りの退任と来季高木新監督の就任発表。衝撃的な“事件”が続く球界に、新たな横浜球団身売り情報が浮上している。 「次はいつ横浜の身売り問題に火が付き、どう最終決着するかだな」と、球界関係者が戦々恐々とする横浜球団の身売り問題。親会社のTBSが「いい話があればテーブルにつく」という基本的なスタンスを崩していないだけに、神経をとがらせるのは当然だろう。 そんな折も折、放送関係者がこう最新情報を明かす。「横浜の買収先として、新たにヤマダ電機と昨年、大詰めで交渉決裂した住生活グループ(現リクシル)の名前があがっている」と。日本全国に展開する家電量販店大手のヤマダ電機、リクシルと企業名を変更した旧・住生活グループ2社の名前があがっているというのだ。 すでに旅行代理店大手のエイチ・アイ・
40代半ばという超遅咲きで歌舞伎界の初舞台を踏むことが決まった俳優、香川照之(45)。歌舞伎の名門に生まれながら、ようやくつかんだあこがれの舞台だが、すんなりと初舞台が務まるのだろうか。 市川中車(ちゅうしゃ)として迎える香川の初舞台は来年6月の「初代市川猿翁 三代目市川段四郎五十回忌追善六月大歌舞伎」(新橋演舞場)。このときは46歳になっている。3歳ほどで初舞台を踏む歌舞伎界からすると、46歳での初舞台はまさに異例だ。 香川の父は言わずと知れた三代目市川猿之助(71)。母は女優の浜木綿子(75)だが、1968年に2人が離婚したことで浜の手で育てられ、猿之助とは長らく絶縁状態だった。 息子を芸の世界から遠ざけたかった母の意に反して、東大を卒業した香川は俳優業を選び、この10年間で屈指の演技派となったが、果たして歌舞伎役者はどうか。演劇コラムニストの石井啓夫氏は「あと1年近くあるから心
自民党の石原伸晃幹事長(54)が、19日の日曜に東京ドームで行われたプロ野球・巨人−西武戦をバックネット裏で観戦している姿がテレビで映され、自民党内で「少したるんでいるのでは」と批判の的になっている。 石原氏が観戦したのはデーゲームで、日テレで生中継された。前列に座っていたため、画面にばっちり映ってしまい、ネット上でも「小笠原の2点タイムリーで大喜び」などと話題になった。 19日といえば、菅直人首相の退陣と会期延長問題で与野党がギリギリの交渉をしていた最中。石原氏も同日午前には民主党の岡田克也幹事長とNHKに出演し、神経戦を展開した。だが、その足で午後にはドームに駆けつけていたわけだ。自民党の中堅議員はため息混じりにボヤく。 「政治が迅速に震災対応をしなきゃいけないときに、野党の責任者がのんきに野球を見ている姿を被災地はどう思うだろうか。小泉純一郎元首相は震災後に不倫疑惑を報じられた
なでしこジャパンの快進撃がテレビ局を動かした-。サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で日本(FIFAランキング4位)は初の決勝進出を懸け、13日午後8時45分(日本時間14日午前3時45分)からスウェーデン(同5位)と準決勝で対戦する。勝てばW杯、五輪を通じ、世界大会初のメダル獲得が決まる試合をフジテレビが地上波で緊急生中継することが決まった。 フジテレビはこれまでCS(フジテレビNEXT)で、なでしこジャパンの熱戦を録画放送してきたが、準々決勝で優勝候補のドイツを破る大金星もあり、「多くの視聴者の方々からリクエストをいただいた」(関係者)として、男子の日本代表でも過去にないCSからの“格上げ”という形で、地上波で中継する。 放送時間は午前3時35分から午前5時35分で、最大延長60分。朝の人気番組「めざましテレビ」の時間帯に突入する場合もある異例の完全生放送で、大橋浩司・女
東日本大震災からの復旧と、東京電力福島第1原発の収束は依然として先が見えない。政府が繰り返す「復興」の言葉は、日を追って色あせていく。そんななか、本紙で「IT時評」を連載する経営コンサルタントの大前研一氏が、新著『日本復興計画』(文芸春秋)を緊急出版した。米マサチューセッツ工科大学(MIT)で原子力工学の博士号を取得し、日立製作所で原子炉の設計に従事した経歴を持つ大前氏に、「原発収束」と「日本復興」の道筋を聞いた。 −−大地震から2日後の3月13日と19日、ご自身が運営するCSデジタル放送局「ビジネス・ブレークスルー(BBT)」の番組「大前研一ライブ」で、いち早く原発の収束策と復興計画を発表しましたね 「的外れな憶測が多く流れていたため、広く正確に知ってもらうため、番組をユーチューブにもアップした。すでに200万回も視聴されているが、政府関係者も見ているようで、その後の政府の対策は、私
北朝鮮の拉致被害者家族の蓮池透さん(56)が、2009年まで東京電力に勤務していたことをメディアに明かし、古巣に辛口エールを送っている。 写真週刊誌「FLASH」の最新号や30日付朝日新聞朝刊によると、蓮池さんは1977年に東京理科大卒業後、東電に勤め、最初に配属されたのが福島第1原発だった。「3号機、4号機に関しては、新入社員のころに保守点検の仕事をやっていたので思い入れがあります」と告白。当時は、「原子炉の炉心損傷が起きる確率は年間で10のマイナス7〜9乗、つまり1千万年に1回程度と説明された」という。 それだけに大津波による原発事故には「われわれの想定が甘かったと言わざるを得ない」とした上で、原子炉の冷却が遅れたことを大いに嘆き、不眠不休の現場の疲労を心配。当初、東電、官邸、保安院とバラバラだった会見やリーダーシップのあるスポークスマン不在に「情報の一元化をはかるべきだ」と指摘す
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