『日経ビジネスDigital』 河崎三行『蹴る女 なでしこジャパンのリアル』(講談社)に、 INAC神戸レオネッサの会長をつとめる文弘宣の悪口がかいてある。 なでしこリーグのBGMにチャンピオンズリーグアンセムをつかうなんて失笑モノとか、 マスコミに対しなにかと虚勢をはるとか、スーツがバブル時代の趣味とか、 素人のくせ公式戦のベンチにすわり、監督さしおいて選手を罵倒するとか。 典型な俗物と言いたいらしい。 彼が俗物かはともかく、代表クラスの選手と個人的な食事会を設け、 あからさまに選手の処遇に差をつけるのは、いただけない。 選手と御飯をたべたいなら、チーム全員招待するのが筋だ。 ただし、サッカーの世界で「依怙贔屓」は日常茶飯事でもある。 カンプノウでのグアルディオラ(撮影:tpower1978) たとえばジョゼップ・グアルディオラは、リオネル・メッシを偏愛。 2009-10シーズン、メッシ